【RBHG】IGZIST・popogachiに訊く「戻ってきた感」と「またやり直そう」という想い【独占インタビュー】

IGZISTはRed Bull Home Ground日本予選トップ8でMURASH GAMINGと対戦。2-0で快勝しベスト4へ駒を進めました。

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【RBHG】IGZIST・popogachiに訊く「戻ってきた感」と「またやり直そう」という想い【独占インタビュー】
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2024年10月7日(月)より、Red Bull Home Ground日本予選におけるトップ8の試合が開始しました。予選から勝ち上がってきたIGZISTは、招待チームであるMURASH GAMING(ムラッシュゲーミング)に対しマップスコア2-0で勝利を収め、次戦10月8日(火)にCrest Gaming Zstと対戦します。

本稿では、チームにカムバックしたばかりのpopogachi選手へ実施したインタビューの模様をお届け。ムラッシュへの印象やチームの状態、いまどんな想いで戦っているのかなどを伺いました。

◆オフメタなムラッシュと対戦した印象

――MURASH GAMING戦、戦ってみていかがでしたか?

popogachi:ムラッシュは特殊な構成ということで、対応の難易度が高いかなと警戒していましたが、序盤から流れを崩さずプレイできました。

――アセント(1stマップ)では15-13と接戦でしたが、勝ち切れた要因はどこにあると思いますか?

popogachiオーバータイムで拮抗し、攻撃が取れない状況が続きました。攻撃では相手のスキル状況などをみて刺さる動きを考えていましたが、最終ラウンドはスローでAメインを取ってからのラッシュをしました。人数差は付けられてしまいましたが、結果として勝利できたので、思い切りの良さが決定打になったと思います。

――MURASH GAMINGはヴァイスなどオフメタな構成が特徴的ですが、戦ってみていかがでしたか?

popogachi2センチネルなうえに、デュエリストが寄りを早くできるヨルということで、ラッシュが通りにくいことは想定できていて、しっかり対策できたかなと思います。ヴァイスやキルジョイのセットアップなども、しっかりケアしようとチーム内でコールできていたのも良かったです。

◆古巣に“戻ってきた感”

――ところで、かなり久々の配信試合となりましたね。

popogachiそうなんです、そうなんですよ。Frxeezくんはもちろん配信試合初めてでしたが、そのほかのoitaN、Yamada、RIPabloよりも配信試合に出ていない期間が長かったんです。結構大事な試合だと思っていました。

――しかも対戦相手がMURASH GAMINGと。

popogachi(ムラッシュ戦は)オフラインよりも見ている人多いじゃないですか(笑)。めちゃくちゃ見られているなか、最初にコケたらヤバいなと思ってたんですが、勢いに乗れましたね。

――IGZISTに加入した経緯などはどんなものがあったのでしょう。

popogachi僕がチームを探していたときは、Challengers JapanのMain Stageに進出できてなかったチームからお誘いが来る状況でした。そのなかでもIGZISTはスタッフ陣も含めて顔見知りなので、一度リーグから落ちた身として、練習する期間として一番良い環境だと思い、加入しました。


――アカデミーから上がってきたお二人の印象はいかがでしょうか。

popogachiFrxeezはイケイケデュエリストというわけでありませんが、エンジンかかると、今日のサンセットのように爆発力を持ったプレイヤーです。アカデミーからのYamadaは一番若いし、なんでも吸収してくれます。今は僕がIGLで、YamadaがサブIGLをしてくれていますが、メインIGLもできるレベルだと思っています。

――懐かしい間柄のoitaN選手とRIPablo選手はいかがでしょう。

popogachioitaNはずっとIGZISTを引っ張ってるリーダーポジションで縁の下の力持ちでありつつ、爆発力があります。RIPabloは…相変わらず変人なんですが、練習と大会のムラがなく、臆さずにいつも通りのパフォーマンスを出せるタイプだと思います。

――やはり古巣に“戻ってきた感”ありますか?

popogachiさすがにありますね(笑)練習もめっちゃ楽しいです(笑)。

――チームに加入してからどのように練習を積んできましたか?

popogachi2、3ヶ月前、僕以外の4人みんな弱かったんですよ(笑)。しっかり練習して、一緒に試合を見る時間を作って練習してきました。これまで所属してきたなかでもトップクラスでメンバー同士の仲も良いし、選手同士でコーチングしあえる関係です。アカデミーの2人はなんでも素直に聞いてくれるので伸びがとても期待できます。

――メンバーの関係性も含めて良い環境が整っているんですね。

popogachi伸びしろはめちゃくちゃ感じますね。コーチ陣も個人に寄り添った成長管理をしてくれるタイプでやりやすいです。

◆「またやり直そう」という想い

――少しセンシティブな話題にも触れさせてください。一度リーグチームに所属したうえで、今はどのような想いを持って戦っているのでしょうか。

popogachiリーグ(試合)に出てもいないし、「落ちてきた」とか「格が下がった」という認識はあまり持っていません。世間から見たらそうかもしれませんが。通用しなかったという事実はあるので「またやり直そう」という想いです。そのためにこの環境を選びました。

――直近の目標を教えてください。

popogachiまずはChallengers Japan Split 3の本戦に出場することです。最終的には2025年のMain Stageに向けてチームを形を整えていくことが目標です。

――では最後に今後のRBHG、Challengers Japanへの意気込みをお願いします。

popogachi:RBHGでは、トップ8の一番強敵だと思っていたムラッシュに勝利できたので、自分たちが良い成長をしていると感じました。しっかり両国国技館を狙っていきたいです。また、若いメンバーも多くて伸びるスピードが速くて、いろんなことを取り込んでいけるチームだと思っています。Challengers Japanに向けて雑食でいきたいと思います。

――ありがとうございました!


IGZISTは次戦10月8日(火)にCrest Gaming Zstと対戦。負ければ敗退、勝利した場合はNOEZ FOXX vs. BC SWELLの勝利チームと決勝で戦います。

《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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