韓国・ソウルでは8月25日(日)に「VALORANT Champions 2024」が完結。EDGが中国チーム初の優勝を収め幕を下ろした決勝戦では、Champions恒例のオープニングセレモニーが行われ、今大会のアンセム(テーマソング)である「SUPERPOWER」など複数の楽曲が特別な演出で披露されました。
◆これぞChampions!白熱の試合を盛り上げたオープニングセレモニー
Championsの恒例となったオープニングセレモニーでは、「2WORLDS(Madge)」、「RUN!(ODETARI FEAT.LAY BANKZ)」、そして今大会の公式テーマソングである「SUPERPOWER(KISS OF LIFE & Mark Tuan)」の3曲が披露されました。
Masters MadridのEDG戦で見せたf0rsakeN 選手(PRX)の1v5ACEなどのスーパープレイから、EMEAレギュラーシーズンでShin選手(Karmine Corp)がKOIのクラシックを捨てる面白シーンまで、今年のVCTを象徴するシーンがステージを盛り上げます。
また、モチーフとなっている「2WORLDS」のクローヴのみならず、ブリーチやアイソのアルティメット、新エージェント「ヴァイス」のアビリティーなど、随所に『VALORANT』の要素がふんだんに盛り込まれました。そのほか、来場者に配布された光るリストバンドの演出も昨年に引き続き健在。試合中にはスパイク爆破など、ステージのライティング演出と連動していたほか、このオープニングセレモニーでは楽曲にあわせたカラーや点滅で、客席もステージの一部であるかのように会場を彩りました。
Champions 2024のテーマソングである「SUPERPOWER」では、たくさんのダンサーと共にMark TuanとKISS OF LIFEのJulie、Nattyが登場。Champions 2024コレクション(スキン)のキルサウンドやオリジナルのつなぎなど特別な演出を交えつつ、楽曲に組み込まれる形でEDG / THの両チームメンバーが入場。ここ一番の音圧で会場を圧倒し、オーディエンスもこれに応えるように歓声をあげました。
また、「SUPERPOWER」ではBoaster選手(FNATIC)とCrws選手(Talon Esports)がVIP席からサビの一部のダンスを披露しました。披露した直後のCrws選手へのインタビューをお届けします。
――ダンスはどうでしたか?
Crws:とても楽しかったよ!やってよかったね。オープニングセレモニーで踊るチャンスをもらって嬉しかったよ。
――どのような経緯で踊ることになったんですか?
Crws:僕がTikTokとXでダンス動画を投稿していたから、SNSチームがそれを見て思いついたアイディアだったと思う。「せっかくChampionsがソウルで行われるんだし、K-POPダンサーたちとアンセムとのコラボしたらどうだ」ってね。そこで僕とBoasterが招待されたんだ。
――Championsはいかがですか?
Crws:Championsは……ほろ苦いね。ステージにいるのは僕たちだったかもしれないし。残念だったけど、みんなにとっていい経験だったと思う。でも、僕がとても好きな国の一つであるソウルでの開催だったから、とても良いと思うよ。
――来年はタイ・バンコクでMastersも開催されます。どんな一年にしたいですか?
Crws:とても大きな一年になると思う、とても楽しみだよ。みんな今年よりもずっと良くなっているし、僕のホームグラウンドでプレイできることを願っているよ。
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
Crws:たくさんの…褒め言葉と言えばいいかな?本当にありがとう!日本のファンとたくさん会えて、みんなとても優しかった。いつも応援してくれてありがとう。これからも精一杯頑張るし、あともっとダンスも踊っていくよ(笑)
――ありがとうございました!
披露楽曲
・2WORLDS(Madge x VALORANT)
・RUN!(VALORANT x ODETARI FEAT.LAY BANKZ)
・SUPERPOWER(KISS OF LIFE & Mark Tuan)
<取材・執筆:岡野朔太郎/取材・翻訳協力:eiko>