TH・MiniBoo「Gen.G戦はこれまでのキャリアで最も大変な試合、勝った後は頭が痛かった」―Masters Shanghaiリベンジを果たした激闘とチームの状態を振り返る【Champions2024インタビュー】

これにてTHはプレイオフ進出に一番乗り。8月14日以降の試合に向けた調整期間に入ります。

VALORANT インタビュー・コラム
TH・MiniBoo「Gen.G戦はこれまでのキャリアで最も大変な試合、勝った後は頭が痛かった」―Masters Shanghaiリベンジを果たした激闘とチームの状態を振り返る【Champions2024インタビュー】
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韓国・ソウルで開催中の「VALORANT Champions 2024」ではプレイオフに進出するチームが続々と決定。8月6日(火)の試合では、Team Heretics(TH)がGen.G Esports(GEN)をマップスコア2-1で下しました。

◆「Gen.G戦はこれまでのキャリアで最も大変な試合、勝った後は頭が痛かった」

1stマップ:アビス 13-11 Gen.G Esports
2ndマップ:ロータス 11-13 Team Heretics
3rdマップ:バインド 10-13 Team Heretics

THとしてはMasters Shanghaiの決勝戦のリベンジマッチかつ、グループ抜け一番乗りをかけた戦いに勝利した形。なお、以前のMasters ShanghaiではMiniBoo選手が欠場、最強助っ人として名高いpaTiTek選手が代打として出場していました。

MiniBoo選手は初となるGen.Gとの対戦を「今までのキャリアで最も大変な試合でした。本当に辛かった……。試合後は頭が痛かったです。彼らは本当にいいプレイをしていたし、僕らもまた良いプレイができたと思います。ただ、今回は僕らのほうが良かったです。プレイしていて楽しかったし、観ていても楽しいものであったと願っています。」と、対戦を振り返っています。

また、Masters Shanghaiでは4-13と大差で敗北したロータスを、今回は逆転勝利。これについてneilzinhoコーチは“宿題をこなしてきた”と表現。「韓国に来てからの数日を通じてチームが成長した」と話し、一番大切なこの時期にチームが上向いていることを誇らしく思うと、サポート陣を含むチームを称えています。

さらに、本配信のインタビューで「これがチームの最終形ではない」と語ったことについて補足する形で、「浮き沈みがあるなかで、厳しい時を乗り越え、トップに戻ることが出来れば、さらなる高みへ到達できる」とし、過酷なStage 2を経験した現在のチームはその過程にあると持論を展開。重要な“自信”とコミュニケーションなどの改善でよりよくなっていくと、今後を期待させています。


THはこの勝利を持ってプレイオフへの進出が決定。8月14日以降の試合に向けた調整期間に入ります。

《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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