『League of Legends』の国内プロリーグ「LJL」のSummer Split Playoffsが2024年7月27日・7月28日にかけて開催。そのDay1に、グランドファイナルをかけたDetonatioN FocusMe（DFM）とSengoku Gaming（SG）の試合がBO5形式で行われました。
結果は3-0はDFMが勝利という形に。残念ながらシーズン敗退となってしまったSGですが、「PCS 2024 Summer」などまだ舞台は残されているなか、どうチームを修正していくのでしょうか？ 今回はボットを担当するGaeng選手にインタビューを実施しました。
◆現チームの完成度は50％くらい…今より強くなる可能性はある
――Sengoku Gamingは、LJL 2024 Summer Splitが終了となりましたが、感想を教えて下さい。
Gaeng選手：結果が悪く満足はできていませんが、まだ試合が残っているので少し休んでからまた頑張りたいです。
――今年の春から新しいチームメンバーになり、夏もJett選手が加入しました。現チームの完成度は、何％くらいだと感じていますか？
Gaeng選手：50％くらいですね。全然今よりも強くなる可能性があると思っています。
――まだ100％のパフォーマンスよりは遠かったということですか？
Gaeng選手：そうですね。
――SummerシーズンはAPジャングルが主流になっていて、サポートのGaeng選手はタンクサポートを使用することが多かったと思います。率直に、今のメタをゲン選手はどのように捉えていますか？
Gaeng選手：中盤からの動きなど問題も抱えていますが、今のメタは自分のチームに合うと思っています。
――Sengoku Gamingの特徴として、Ellim選手がカウンタージャングルを仕掛けるという印象があります。これは、今のジャングルがダメージを出せるメタと関係していますか？
Gaeng選手：そうですね。Ellim選手は、特にカウンタージャングルでCS差をつけるとか、集団戦でダメージを出すことが上手いので。
――SummerシーズンからJett選手が復帰しました。LJLでJett選手といえばキャリータイプのミッドレーナーという印象がありますが、この夏はそういったシーンは少なかったように思います。その理由は何だと考えますか？
Gaeng選手：jett選手は強いですが、他のレーンがあまり力を出せておらず、プレッシャーを感じて100％のパフォーマンスを十分に出せていないように感じました。
――それは個人の問題という訳ではなく、チーム全体のバランスが悪いということですか？
Gaeng選手：そうですね。
――これからSengoku Gamingは、PCS 2024 Summerに向けて準備すると思いますが、PCSの出場チームにどのような印象を持っていますか？
Gaeng選手：PCSのチームはLJLのチームとはスタイルが違って、アグレッシブなイメージがあります。
――PCS 2024 Summerを勝ち上がっていくために、チームのどこを進化させるべきだと思いますか？
Gaeng選手：ミッドとジャングルは良いパフォーマンスを出しているから、他のレーンが頑張らないといけないと思っていますね。
――LJLに復帰して、久々にかつてのチームメイトと対戦した感想を教えてください。
Gaeng選手：僕は、昔のLJLとは少し違うと感じました。サポートが韓国人に変わっていたり、変わらずにYutaponもいたり、ジャングルにも新しい上手い人がいて。昔に比べて色々な戦術が増えてレーン戦のレベルも上がったと感じていますね。
――最後に応援してくれたファンに向けて意気込みとメッセージをお願いします。
Gaeng選手：いつも応援ありがとうございます。まだPCSが残っているので、もう少し良いパフォーマンスを出せるように頑張ります。
今季の全日程を終了したLJLからはプレイオフ上位3チームがPCSプレイオフに進出。上位2チームに与えられるWCS出場権を争います。「LJL」第2、第3シードとなるSG、DFMはステージ1から登場。SGの初戦は8月6日、PCS第3シードのCTBC Flying Oyster（CFO）戦が予定されています。
