Riot Gamesは、『VALORANT』におけるプレイヤーの行動に関する問題とその対策について声明を発表。トキシックプレイヤーの行為に対するハードウェアBANを含む措置を講じることや、音声評価システム「Riot Voice Evaluation」の対応地域・言語拡大などを明らかにしました。
◆ゲームを楽しめる環境を作るため、進化を止めない
『VALORANT』エグゼクティブプロデューサーのAnna Donlon氏は映像を通じて、今後30日以内に既存のポリシーを更新することを発表しました。
これには、ヘイトスピーチや性的ハラスメント、脅迫などの悪質な行為に対し、より厳しい罰則を迅速に科すことが含まれており、ハードウェアBANを含むペナルティの拡大が実施されます。ハードウェアBANには手動でのレビューを実施し注意を払い、これに伴いマニュアルサポートの強化も実施するとのこと。
また、今年後半には、既にNAや英語圏で導入されている「Riot Voice Evaluation」の地域・言語の拡大を実施します。これはプレイヤーのボイスチャットで話す内容を評価し、悪質な行為がみられた場合にはペナルティを科すというものです。
なお、このシステムによってペナルティを科されたプレイヤーの75%は再びシステムに検知されるような行為をしておらず、一定の成果をあげている模様。
Anna Donlon氏はシステムの改善と問題への解決に関する進化を止めないことを改めて表明し、『VALORANT』を愛する人々がゲームを楽しめる環境を作ることに尽力することを繰り返し強調、コミュニティと共に明るい未来を築いていく意志を示しています。