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『リーグ・オブ・レジェンド』の日本国内公式大会「LJL(League of Legends Japan League)」の年間王者を決める戦い「LJL 2026 Summer Championship Finals」が、いよいよ今週末、9月5日と6日に開催されます。

1月末にスタートした"日本最強”を決める戦いの行方は、東京「新宿 LUMINE 0」でのオフライン決戦へと駒を進めた3チームへと絞られました。
本稿ではそんな3チームの特徴と対戦の注目ポイントを紹介。今週末は国内LoL Esportsの頂点、そしてLCP(League of Legends Championship Pacific)出場権を争う最終決戦を会場や配信でお楽しみください!
「2030年にWorlds出場」と長期目標を掲げて『LoL』部門を再始動した「FENNEL(FL)」。MID・JGにリーグ時代のLJLでも活躍したEllim、Diceを配し、日本人若手プレイヤーと融合したロスターはまさに「育てながら勝つ」を体現しています。
Winterでの全勝優勝という華々しいデビューを飾ると、ロスターを変更したSpringでも連覇を達成。満を持して臨むSummerでも連勝を積み重ねてGrand Final進出を決めており、「LCP昇格トーナメント」の出場権獲得へ王手をかけています。

各選手のピックプールの広さと集団戦のクオリティが長所のチームで、今季からSUP転向のBruceがエンゲージでもピールでも活躍する展開になればFLのペース。JGのEllimはカ=ジックスやカイ=サなど珍しいピックも使いこなしており、Grand Finalでも何が飛び出すのか目が離せません。

そんな今季のLJLで間違いなく中心となっているFLですが、Spring以降は黒星もいくつか喫しており、ギリギリの試合を総合力で押し切る勝ち方も散見されるなど、付け入る隙がないとは言い切れません。ソロレーナーが強力なだけに強引なBOTゲームに持ち込まれる展開も多く、日本人BOTデュオの対応力やドラフト戦略にも注目です。
FLのTOPを務めるのは昨年「VARREL YOUTH」でブレイクしたkkkkkkkkk(ケーナイン)。TOPキャリーを宣言し、それを見事に実行してのけるだけのメンタルと実力を兼ね備えた、今最も勢いのあるTOPレーナーです。
オフラインへと駒を進めた3チームはいずれも日本人TOPレーナーを擁しており、アグレッシブなプレイと意外なピックを使いこなすタレントばかり。チームの勝敗はもちろんですが、TOPで繰り広げられるLJL最強TOP争いの行方も見逃せないポイント。

特にkkkkkkkkkはLCPでの戦いも見据え、国内ではフィジカルで後れを取る訳にはいかないと、一層気合を込めて新宿決戦に臨むことでしょう。得意のファイターが飛び出すのか、それとも意外なピックでの対策が見られるのか、試合前から駆け引きは始まっています。
「VRChat」コミュニティ発祥という異色のチーム「New Meta(NM)」。今季はベテランLJL戦士の復活なども含め実に16名もの選手を公式戦で起用しており、まさにニューメタな戦いぶりを見せるチームです。
Winter・Springともにオープン予選を勝ち抜き、ベスト8→5位と着実にステップアップを重ねてきたNM。チャンピオンシップポイントは7位で惜しくもSummer出場は叶わず……かと思われましたが、同2位「Rising Gaming」の出場辞退に伴い繰り上がりでのチャンスを得ると、HRK(JG)以外の4選手を入れ替える大胆な采配を決行。攻撃的なチームへと変貌を遂げ、ローワーファイナルまで躍進を果たしています。

得意ピックや対面へのカウンターを強気に採用するドラフトと序盤からファイトを重ねて有利を築いていくスタイルで勝ち上がってきており、どんな相手でも自分たちのペースに巻き込む力を持っているのがNM。安定感やスノーボール展開にエクスキューズはつくものの「予想もつかない試合になることが予想できる」状態で、今季LJL屈指の変数を持つチームとして王座を狙います。

Summerは「Uwinks」よりtol2、「Inferno Drive Tokyo(IDT)」からレンタルでEnaponを獲得。そしてBOTにはL1mit&R0seを迎え、昨年のLJLを超攻撃的スタイルで席巻した「Burning Core Toyama」を思わせる陣容に。
中でも注目は昨年MIDからSUPへと驚きのロールチェンジを果たしたR0se。ここまで少ない試合数ながらパイクやブリッツクランクなどアグレッシブなピックでMIDと変わらぬ大立ち回りを披露しており、ドラフトで制限をかけづらい厄介なプレイヤーです。

キャリーパワー健在のL1mitと合わせ、昨年富山でゲームを破壊してきたLRコンビが今年はBOTから発進。元チームメイトのJustFocusやBruceとの"BCTマッチアップ”も楽しみな要素です。
攻略情報サイト「LoL Guide」発のチームであり、名将Vicalコーチを迎えて若手の育成を掲げて今季からスタートした新勢力「L Guide Gaming(LGG)」。
Winterはオープン予選からベスト4進出と若手主体のチームながら上々のスタートを切ったものの、続くSpringではチーム事情からrreがBOTを務めるなどロスター変更の影響もあって戦績は奮わず。SummerではIDTより3選手を迎え入れ、軸となるSnowRabbitとrreの日本人プレイヤーが存分に活躍できる体制に回帰すると、堅実な戦いぶりを取り戻しました。
突出したキャリーレーンはないものの、チーム一丸での粘り強い戦いが信条。FLを相手にも一度逆転を許しながら再逆転で1勝を勝ち取っており、ローワーブラケットに落ちてからは2試合連続で3-2とフルセットの激闘を制してオフラインへ歩みを進めてきました。

アカデミーチームで牙を磨いてきたプレイヤーや新人選手が融合した、まさに"LJL新時代”を象徴する存在のLGG。頂点を知るコーチに導かれし新星たちは、本番までに更なる成長を遂げているはずです。
かつてCR CUPでの活躍で名を馳せたImagine&JustFocusコンビがレンタル移籍ながら遂にLJLオフラインの舞台へ登場。IDTとしての想いも背負い、JG&SUPでゲームを動かす役目を担います。
特にJustFocusはここまで30アシストを超える試合も珍しくなく、エンゲージ役もエンチャンターもこなしながら高いキル関与率を記録。Imagineはキヤナ、ニダリー、カ=ジックスら体力の低い脆さを抱えたチャンピオンでも相手のアグロを引く動きが巧みで、LGGの集団戦を支えています。

17歳のSnowRabbitをはじめとするフレッシュな顔ぶれで、試合後インタビューでも初々しさが見られるだけに初のオフライン対決での緊張は免れないはず。それでもプレッシャーに負けず、持てる爆発力と練習の成果を発揮してほしいところです。
注目の「LJL 2026 Summer Championship Finals」は、東京・新宿にてオフライン開催。9月5日にローワーファイナル「NM vs LGG」が行われ、勝者が6日に待ち受けるFL戦へと臨みます。
思い返せば、昨年も"REJECT一強”のムードが漂う中でFinalにて「QT DIG∞」が逆転優勝を果たしており、これまでの戦績通りにはいかないのがLJL Final、そしてオフラインという舞台の醍醐味。今年はシーンを盛り上げたベテランチーム「RGA」が残念ながら出場辞退となりましたが、彼らの分も若手プレイヤーの躍動に期待したいところ。

試合はTwitchとYouTubeにて配信されるほか、観戦チケットも発売中。既に売り切れのチケットも出ていますが、各日まだ通常チケットでの観戦は可能です。
公式戦に加え、5日にはスペシャルトークショー、6日には「レジェンドvsLJL」のエキシビションマッチも予定されており、物販や飲食ブース、来場特典など盛りだくさん。午後はマルっと『LoL』で楽しみ尽くせるスケジュールとなっています。


勝者はLJL代表として、11月にベトナムで開催予定の「LCP 昇格&降格トーナメント」への出場権を獲得する重大な一戦。ぜひ現地で、配信で、選手の戦いにご声援ください。