
- League of Legends
- インタビュー
2026年8月26日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチ「26.17」が配信されました。
今パッチではキヤナやイレリアなどメレーのADチャンピオンを中心に性能を調整。さらにアイテム調整に加え、クラシックやメイヘムにもアップデートが行われています。
これまで数パッチは主にBOTレーンを中心とした調整が続いていましたが、今パッチではソロレーン主体の調整に。特にバフ欄ではこのところ立ち位置を下げていたチャンピオンが並んでおり、うち過半数をADの近接チャンピオンが占めています。(※ヘカリムはパッチノート上では調整が確認できていません)

キヤナはQを強化しつつモンスターへのダメージを下げることでJGだけでなくMIDでの活躍を意図した調整に。イレリアはQのダメージが上昇し、ヨネとヤスオもクリティカルダメージ軽減率が緩和されているため、MIDレーンではこれらのADチャンピオンを目にする機会も増えるでしょう。
他項目の調整によって影響の出ていたオレリオン・ソルとルブラン、チョ=ガスも強化対象に。特にチョ=ガスは「ヘイルブレード」「ヘクステックロケットベルト」といった相性の良かったビルドが調整を受けており、Eスキルによるダメージ出力を序盤から高める調整になっています。
弱体化となるのは現在TOPで早い段階から圧倒的パワーを誇っていたナサスで、サステインを落とす調整に。これで高い勝率とピック率がどこまで落ち着くのか、注目が集まります。同様にTOPでメレーのカウンターとして頻繁に登場していたヴェインも各性能を下げられており、TOPレーンの環境は大きく変わりそうです。
JGではノクターンとグレイブスがやや弱体化。これに加えてアイテム「サンダードスカイ」が前パッチに引き続いて弱体化されており、これまでAD系が席巻していたJGメタにAPチャンピオンが活躍できる余地を生む調整が続いています。
アイテムではマークスマン用の「ストームレイザー」が僅かながら攻撃速度をバフ。この数パッチでマークスマンには大きな調整が続いたため、改めて環境にフィットするビルドが構築されていくのではないでしょうか。
♦パッチハイライト
チャンピオン
オレリオン・ソル
前回のパッチで行われたメイジへの調整はオレリオン・ソルにとって不利に働いていたので、彼を手助けするために強化を行いました。具体的には、Wのクールダウンを短縮して、リセットが見込める状況だけでなく、もっと自由に使用できるようにしました。これにより、2番目に最大化するスキルとして、基本的にはEよりもWの方が強力であることが、より明確になるでしょう。
Q - 星炎の息吹
毎秒マナコスト:35 / 40 / 45 / 50 / 55 ⇒ 30 / 35 / 40 / 45 / 50
W - 天空への飛翔
クールダウン:22 / 20.5 / 19 / 17.5 / 16秒 ⇒ 22 / 20 / 18 / 16 / 14秒チョ=ガス
チョ=ガスは「ヘイルブレード」と「ヘクステック ロケットベルト」の弱体化によって試合序盤の勢いが失われているので、その埋め合わせとして、強化通常攻撃を使用した際の試合序盤のダメージを少し高めました。
E - ヴォーパルスパイク
基本ダメージ(通常攻撃3回):20 / 40 / 60 / 80 / 100(+魔力の30%)(+対象の最大体力の2.5%~3.9%(+「捕食」1スタックごとに0.5%)) ⇒ 30 / 50 / 70 / 90 / 110(+魔力の30%)(+対象の最大体力の2.5%~3.9%(+「捕食」1スタックごとに0.5%))グレイブス
グレイブスは、ここ数回のパッチで複数の間接的な強化を受け、結果としてかなり強力なチャンピオンになっています。そこで、彼が攻撃力系ビルドでスノーボールする能力を少し低下させました。
Q - エンドライン
初期ダメージ:50 / 75 / 100 / 125 / 150(+増加攻撃力の65%)⇒ 50 / 75 / 100 / 125 / 150(+増加攻撃力の55%)
復路ダメージ:80 / 125 / 170 / 215 / 260(+増加攻撃力の55 / 70 / 85 / 100 / 115%) ⇒ 80 / 125 / 170 / 215 / 260(+増加攻撃力の45 / 60 / 75 / 90 / 105%)イレリア
イレリアは、LoL屈指のハイリスクなスノーボール依存型スカーミッシャーのはずなのですが、現状では、リードしていても真のキャリーの脅威と言えるほどスケーリングできていないようです。
Q - 瞬刃
ダメージ:5 / 25 / 45 / 65 / 85(+攻撃力の70%) ⇒ 5 / 25 / 45 / 65 / 85(+攻撃力の80%)
また、ランダムミッド/アリーナでの一風変わったビルドをサポートするために、一部の魔力反映率を強化しました。ただし、これによってサモナーズリフトで魔力系イレリアが突然もてはやされるようにはならないと考えています。W - 不屈の舞
被ダメージ軽減率の魔力反映率:魔力100ごとに7%(魔法ダメージなら半減)(アリーナでは魔法ダメージに対して75%の効果) ⇒ 魔力100ごとに8%(魔法ダメージなら半減)(アリーナでは魔法ダメージに対して75%の効果)R - 先陣の刃
魔力反映率:70% ⇒ 100%(アリーナではすでに100%だったため、これは数値が標準化されたことになります)ルブラン
ルブランの攻撃速度反映率を弱体化した理由となっていた以前のバージョンの「スタティック シヴ」はもう存在しないことから、この値を他のチャンピオンと同様の一般的な基準値に近づける調整を行いました。同時に、少しパワーを高める余地があったことから、今後も魔力系アサシンビルドが彼女の主要なビルドであり続けるように、一部の魔力反映率を強化しました。
基本ステータス
攻撃速度反映率:0.4 ⇒ 0.625
レベルアップごとの攻撃速度:2.35% ⇒ 1.5%W - ディストーション
ダメージ:75 / 115 / 155 / 195 / 235(+魔力の80%) ⇒ 75 / 115 / 155 / 195 / 235(+魔力の90%)
RW - 再演:ディストーション
ダメージ:150 / 315 / 480(+魔力の80%) ⇒ 150 / 315 / 480(+魔力の90%)ナサス
スタック獲得の仕組みが変更されたことで、トップのナサスは恩恵を受けられていました。人気のワンちゃんがお腹いっぱいにエサを食べている様子を見るのは微笑ましいことではありましたが、彼のパワーを妥当な範囲に収める必要があるので、ミニオンから永続的にライフスティールを獲得するような、トップ固有の強さを少し弱体化させました。
固有スキル - ソウルイーター
ライフスティール:12 / 18 / 24% ⇒ 10 / 15 / 20%ノクターン
ノクターンはしばらくの間、あらゆるスキル帯でかなり強力な状態となっています。そこで、彼がアルティメットスキルを解除してチャンスが拡大するエキサイティングな瞬間に到達するまでに、もう少し彼自身がリスクを負うようにしました。
基本ステータス
物理防御:38 ⇒ 36
体力:655 ⇒ 640キヤナ
キヤナはゲームプレイの中心がミッドからジャングルへと移行しています。ジャングラーとしての彼女を喜んでサポートしたい一方で、最近のミッドであまり活躍できていない点は気がかりです。
Q - エレメントの怒り
ダメージ:70 / 100 / 130 / 160 / 190(+増加攻撃力の85%)⇒ 80 / 110 / 140 / 170 / 200(+増加攻撃力の90%)
モンスターへのダメージ補正:モンスターに対しては175% ⇒ モンスターに対しては160%スレッシュ
この1年間、スレッシュは密かに高い勝率を維持しており、ピック率も上がってきています。
E - 絶望の鎖
発動効果ダメージ:75 / 120 / 165 / 210 / 255(+魔力の70%) ⇒ 65 / 110 / 155 / 200 / 245(+魔力の60%)トランドル
誰だって、時には対面相手をひたすら棍棒で殴り続けたくなることがあるものです。トランドルは柱とアルティメットスキルが理由で耐久力の高いユーティリティーピックとしては活躍できていましたが、私たちは常々、彼の棍棒の威力が足りていないのではないかと感じていました。
W - 凍てつく大地
攻撃速度:30 / 45 / 60 / 75 / 90% ⇒ 30 / 50 / 70 / 90 / 110%ヴェイン
ヴェインがボットレーンで活躍できるようにするために、将来的に大規模な調整が必要だと考えていますが、現時点ではトップレーンでの強さを抑制することを優先します。これらの変更は、ボットレーンよりもトップレーンでのヴェインに大きな影響を与えるはずです。
基本ステータス
体力:550 + レベルごとに103 ⇒ 580 + レベルごとに98
体力自動回復:3.5 + レベルごとに0.55 ⇒ 4 + レベルごとに0.5
攻撃速度反映率:0.658 + レベルごとに3.3% ⇒ 0.67 + レベルごとに2.8%Q - タンブル
マナコスト:30 ⇒ 46 / 42 / 38 / 34 / 30
W - シルバーボルト
確定ダメージ:対象の最大体力の6 / 7 / 8 / 9 / 10% ⇒ 対象の最大体力の4 / 5.5 / 7 / 8.5 / 10%
最小ダメージ:50 / 65 / 80 / 95 / 110 ⇒ 40 / 55 / 70 / 85 / 100ゼラス
ゼラスはミッドとボットの両方でパワーがやや高い状態が続いており、前回のパッチのメイジへの調整後、ミッドレーンで他のチャンピオンを抑えてトップに躍り出ました。一部の地域ではバン率がかなり高くなっていたため、小規模な弱体化を行いました。
基本ステータス
体力:596 ⇒ 575
Q - アルカノパルス
ダメージ:75 / 115 / 155 / 195 / 235(+魔力の90%) ⇒ 70 / 110 / 150 / 190 / 230(+魔力の90%)ヤスオ
ヤスオはスノーボールすれば試合をキャリーできることは間違いありませんが、イレリアと同様にスノーボールへの依存度が高くなりすぎており、純粋なスケーリングキャリーではなくなっています。また、彼には「ルインドキング ブレード」よりも早めにクリティカルを積むビルドを優先してもらいたいので、彼のクリティカルダメージへのペナルティーを軽減しました。これによってクリティカルビルドが推奨されつつ、試合序盤のスノーボール能力には大きな影響を与えずに、彼のスケーリングを手助けできるでしょう。
固有スキル - 浪人道
クリティカルダメージ軽減率:-10% ⇒ -5%ヨネ
ヨネもヤスオと同様にスノーボールに過度に依存しているキャリーですが、ヤスオほどではありません。兄弟はいつも一緒であるべきです。
固有スキル - 狩鬼道
クリティカルダメージ軽減率:-10% ⇒ -5%アイテム
ストームレイザー
「ストームレイザー」は今年の初めに脚光を浴びる寸前までいきましたが、結局は二番手のままで終わりました。
攻撃速度:+20% ⇒ +25%
サンダード スカイ
前回のパッチの「サンダード スカイ」の弱体化は正しい方向への一歩ではあったものの、このパッチにおける他のすべての調整内容を考慮すると、影響力が十分ではありませんでした。
体力:+450 ⇒ +400
攻撃力:+45 ⇒ +40
「オーシャンソング」シリーズの新スキンも登場するパッチ「26.17」。
クラシックモードやメイヘムなど、サモナーズリフト以外のモードに関する調整やバグ修正など、詳細な変更についてはパッチノート全文をご覧ください。
