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【インタビュー】「日常の中で『そのことしか考えていない人たち』がプロ」SKE48のeスポーツチーム・amshyがVCJオフライン会場で触れた競技シーンの熱量【VALORANT】

SKE48から誕生したeスポーツチーム「amshy(あむしー)」から、メンバーの野村実代(MIYOMARUKO)さん、河村優愛(Yu4)さん、長谷川雅(Miy4bi)さん、松川みゆ(m11tan)さんの4名にインタビュー。

松田和真

松田和真


SKE48から誕生したeスポーツチーム「amshy(あむしー)」。今回は、「VALORANT Challengers Japan 2026」オフライン大会会場にて、メンバーの野村実代(MIYOMARUKO)さん、河村優愛(Yu4)さん、長谷川雅(Miy4bi)さん、松川みゆ(m11tan)さんの4名にインタビューを実施。ゲーム未経験からの挑戦やPCゲームの壁、プロ選手へのリスペクト、そして今後の目標について語っていただきました。

ほとんどがPCゲーム初挑戦!メンバーそれぞれのゲーム歴

――はじめに、簡単な自己紹介とゲームのプレイ歴をお願いします。

松川 みゆ:SKE48「amshy」、m11tanこと松川みゆです!私はこれまでスマートフォン向けのゲームしか触れてこず、本格的にゲームをプレイした経験がほとんどありませんでした。FPSも全くの未経験なので、「ゲーム未経験からどれくらい成長できるのか」を自分自身のテーマにして最近頑張っています。

野村 実代:SKE48「amshy」、MIYOMARUKOこと野村実代です!私は結構いろいろなゲームに触れてきたのですが、『VALORANT』とは少し懸け離れた、のんびり遊ぶようなタイトルが多かったです。高校生ぐらいの時に『PUBG』にハマり、SKE48の先輩と一緒に遊び始めたことでPCゲームに興味を持ちましたが、当時はPCを買うところにまでは至りませんでした。

ですが、今回amshyに参加し、昨年「VCJ(VALORANT Challengers Japan)」を現地で観戦して火がつき、自分でPCも購入して『VALORANT』をプレイするようになりました。

河村 優愛:SKE48「amshy」、Yu4こと河村優愛です!私は、誰もが通る道だと思うのですが、『スーパーマリオ』や『星のカービィ』、『大乱闘スマッシュブラザーズ』などが大好きでずっとプレイしていました。『VALORANT』に似たジャンルだと、小学6年生から中学3年生までスマートフォンで『荒野行動』をずっとやっていたので、シューティングゲーム自体には親しみがありました。ただ、それがPCになるというのは自分的にハードルが高いなと思っていたんです。

でも、amshyをきっかけにPCでプレイしてみたらすごく楽しくて!今も夜中にずっと『VALORANT』をプレイしていて、ランクも結構上がってきました。まだブロンズ帯ですが、自分なりに上達してきていると感じています。

長谷川 雅:SKE48「amshy」、Miy4biこと長谷川雅です!私は保育園の頃からニンテンドー3DSで『スーパーマリオ』や着せ替えゲーム、『妖怪ウォッチ』など色んなゲームで遊んできました。Nintendo Switchでも『スプラトゥーン』などをプレイしたり、『荒野行動』を少しやっていた時期もありました。

あと、ゲームセンターのアーケード版『トランスフォーマー』のようなシューティングゲームもすごく好きで(笑)。PCゲームは初めてですが、昔からずっとゲームが大好きだったので、こうしてeスポーツチームとして活動できていることが夢のようでとっても嬉しいです。

「弾を避けるとき、体も一緒に動いちゃう」PCゲームならではの壁と『VALORANT』の魅力

――「amshy」として活動を始められて約1年経ちました。『VALORANT』をここまでプレイしてきて、「面白い」と感じたところや、逆に「ここが難しい」と感じたところを教えてください。

長谷川 雅:色んなキャラクター(エージェント)がいるところがすごく魅力的です。最初に『VALORANT』のことを何も知らない状態でエージェントを見た時、「このキャラクター、すごく自分好みで素敵だな」と興味を持ちました。武器のスキンも豊富で、ゲームのシステムをまだ深く知らなくても、見た目から「いいな」と入っていけるところが素敵だと思います。

――PCゲームは初めてとのことでしたが、操作で難しいと感じる部分はありましたか?

長谷川 雅:コントローラーでやるゲームと違って、マウスだと自分の手のブレがそのまま反映されやすいんです。少し動いてしまうだけで戦況が変わってしまったりするので、そこはすごく難しいですね。エイムの練習をもっと頑張っていきたいです。

河村 優愛:私は、『VALORANT』の細かく練られた物語や設定が本当にすごいなと思っていて、開発陣の愛を感じます。エージェントを選ぶ画面の右側に出てくる出身地や説明文も全部読んでいて、「この子はこういう思いで生きてきたんだな」と、自分もそのキャラクターに感情移入してプレイするようになってきて……。

難しいところでいうと、今までやっていたゲームは3人称視点だったので、1人称視点のゲームは初めてなんです。銃の弾を避けるときに、現実の自分も一緒に動いちゃうんですよ(笑)。キャラクターの性格まで知っていて感情移入しちゃっているからか、いまだに直せない癖ですね。直していけるように頑張りたいです!

――かなり感情移入してプレイされているのですね。

河村 優愛:そうですね。私は普段アイドルのステージに立つ時も結構感情移入しちゃうタイプで……。それが褒められることもあるんですが、アイドルの活動と『VALORANT』が繋がっているのかなと感じます。

野村 実代:私は、やっぱり「チーム戦」というところが大きな魅力ですね。1人だと、自分のプレイに落ち込んでくじけそうになることもあるんです。「もうやってられない!」と思う瞬間もあるんですが、amshyのチームメイトが「大丈夫、まだまだこれからです。上手いです」とポジティブな言葉をかけてくれるから続けられています。1人じゃないというチーム戦の良さが『VALORANT』の魅力だなと思います。

技術面以外の難しい点で言うと、この1年でアイドルとの両立の難しさを実感するようになりました。私自身の写真集を出させていただいたり、SKE48が毎日立っている劇場公演の新しい演目を立ち上げるメンバーになっていたりと、アイドル業に時間を費やしているため、なかなかPCの前に座れない日々が続いていて……。amshyとしてもめちゃめちゃ頑張りたくて、みんなとゲームをやりたいのに、家がホテル状態でほぼ家にいないことが多いんです。

ただ、プレイできなくて悔しい思いをしているからこそ、ゲームが最高のストレス発散になっています。心から楽しめる時間なので、私にとっての「心の拠り所」ですね。

松川 みゆ:私は今までゲームに触れてこなかったので、最初は楽しみな気持ちと同時に、ファンの方にもamshyのメンバーやスタッフさんにも成長を見せられたらいいなと思っていました。 ただ、最初はルールも全然わからなくて……。スキルの使い方もなかなか理解できず、自分の中で成長が実感できなくて悔しい思いをすることもあります。

でも、今日のイベントやamshyとして出演させていただく中で、「こんなに楽しい世界があったんだ」と気づけました。amshyに入ってから色んな景色が見られるようになり、ゲームの世界の楽しさを肌で感じています。

――ゲーム未経験からの、初のキーボード&マウス操作はやはり難しいですか?

松川 みゆ:マウスを使うのは、小学校のパソコンの授業以来なので、ゲーム内で動く時に自分の体ごと動いちゃったりして……。

河村 優愛:同じやないかい(笑)。

一同:(笑)。

――みなさんが、よくプレイするエージェントはいますか?

長谷川 雅:最近はセージと、クローヴをよく使っています。

河村 優愛:フェイドとデッドロックを使っています。

野村 実代:私はずっとレイナですね。操作に慣れちゃって、それ以外のエージェントを使うのが怖くて(笑)。レイナを使っていて、いつも雅のセージに助けられることが多いです。「任せてください」と言ってくれるのですごく助かっています。こうやって支え合ってプレイしています。

松川 みゆ:私はキルジョイを使っているんですけど、最初は見た目から入りました。私自身黄色が好きなのですが、黄色いパーカーを着ているのがすごく可愛いなと思って。キルジョイの操作は難しいなと思うんですが、ここにいないamshyのメンバーに立花あやめちゃんという子がいて、彼女がキルジョイにすごく詳しいのでいつも教えてもらっています。後輩ですが、とても頼りにしています。

「日常の中で『そのことしか考えていない人たち』がプロ」アイドルとして共感するプロ選手の姿

――プロ選手のプレイや、「VCJ」オフライン大会の盛り上がりを目の当たりにして、いかがでしたか?

野村 実代:私は昨年も観戦させていただいたんですが、その時にも大きな衝撃を受けました。選手が画面に向かって真剣にプレイしている姿や、試合の勝敗で涙を流している選手を見て、すごく胸を打たれました。また、こうして1年経った今、この場所に戻ってこられてすごく幸せです。昨年は試合展開になかなか追いつけないこともありましたが、今回は心の底から楽しむことができ、自分自身のちょっとした成長も感じられて嬉しかったです。

なにより普段、画面の中で見ている選手が目の前にいることに感動して、鳥肌が止まりませんでしたね。普段アイドルをしている中で色々悩むこともあるんですが、そんな時に好きなゲーマーの方が配信を始めるだけでテンションがすごく上がるんですよ。プロゲーマーの方々がすごく頑張っているから私も頑張らなきゃって、日々の原動力やパワーをいただいている存在なので、今日本当に生で見られてよかったです。

――プロ選手と同じく「amshy」のみなさんも、ステージに立つプロとして共感する部分はありますか?

野村 実代:そうですね。日常の中で「そのことしか考えていない人たち」がプロフェッショナルじゃないですか。私たちも、本当に24時間アイドル活動について考えている自信があるので、その点では似ているものがあるのかなと思いますし、心から尊敬しています。

河村 優愛:私は生で試合を見させていただいたのが初めてだったんですが、実況・解説の方がいて、選手が目の前でゲームをやっている空間そのものが初めての経験でした。「今まで来なかったことを後悔する」と思うくらい、本当に衝撃を受けましたね。選手同士でグータッチをしたり、大きな声で叫んだりしていて、感情を外に出すことってすごく大事だなと思いましたし、私も普段から感情を思い切り出していこうと思いました。

あと、試合でデッドロックが使われていて「あ、こういうところでこのスキルを出すんだ」という学びも多かったです。早く家に帰ってゲームをやりたくなりました(笑)。

長谷川 雅:いつもは配信などでたまに見させていただいていますが、私も生で試合を観戦したのは初めてでした。熱くなるようなプレイを生で見て、選手の方々は私たちには考えられないほどの努力を積み重ねて来られたんだろうなと、改めて感動しました。アイドルとしても、amshyとしての活動でも、見てくださっている皆さんに何か熱い気持ちを届けられたらいいなと強く思いました。

松川 みゆ:私と変わらないぐらいの年齢の選手たちが、『VALORANT』に本気で取り組んで全力で頑張っている姿を見て、自分のアイドル活動と重なる部分もあり、すごく刺激をもらえました。これからamshyとして、もっと頑張っていこうと勇気をもらえました!

目指すはeスポーツ界とSKE48の架け橋。Twitch配信に向けたamshyの新たな挑戦

――これからの「amshy」として注目してほしいところや、目標について教えてください。

松川 みゆ:私の中で、amshyはSKE48の中でも特に大きな意味を持つチームだと思っています。「SKE48とeスポーツを繋ぐことができた」というのは、非常に大きな一歩だからです。eスポーツは世界中で人気を集めているカルチャーですし、色んな方が熱狂しているからこそ、私たちもこのeスポーツ界を盛り上げられる存在になりたいです。

これまで、eスポーツとここまで深い繋がりを持つアイドルグループはなかったと思うので、それをSKE48「amshy」の強みとして、これから精一杯頑張っていきたいです。

野村 実代:amshyのこれからの目標で言うと、「配信」をしたいですね。ライブ配信で、多くの方に見られても大丈夫なプレイができるようになることが、まずは1番の課題だと思っています。配信の仕方などはすでに教えていただき準備は整っているので、ここから1年は配信ができるように頑張ります。「Twitch」での配信を予定しているので、もし始めた際には、ぜひ見に来ていただけたら嬉しいです!

今後も色んなイベントに出演させていただく予定があるので、グループ全体としても、一人一人の個々でも活躍できるようなチームになっていけたらなと思います。

河村 優愛:私はeスポーツのイベントで「誰かゲストを呼びたいな」となった時に、「あ、amshyがいるじゃん」と思ってもらえるような存在になりたいです。でもそうなるには、まだまだ『VALORANT』や他のゲームの知識を増やしていかないといけませんし、他の方の配信なども見て、トークも上手にならないといけないなと思っています。

個人的に、喋りが上手くなる本を読んだりしているんですが(笑)、そういう勉強を積み重ねていって、amshyがeスポーツ界にとって欠かせない存在になれたら嬉しいです。例えば今日のイベントでは、手越さんがボーカルを務めるバンド「T.N.T」がゲストアーティストとして楽曲を披露されていました。amshyもいつかそういったパフォーマンスができれば、アイドルとしてもeスポーツチームとしても最高の役目を果たせていると思うので、そこまでいくのが今後の目標です。

長谷川 雅:私はこのamshyの活動を通して、SKE48のこともeスポーツのことも、もっと色んな方に知っていただけたらいいなと思っています。SKE48をいつも応援してくださっているファンの方に、amshyを通して「eスポーツってこんな魅力があるんだ」と知っていただいたり、逆にeスポーツファンの方にSKE48の魅力も知っていただけたらすごく嬉しいです。

ただ、そのためにはどちらの活動でも実力を身につけていかなければならないと思うので、日々の努力を積み重ねていきたいです。

――ありがとうございました!

一同:ありがとうございました!

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