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「僕らは一枚岩で頑張っている」多国籍チームGE・Udotanが語る、文化の壁を越えたチームの絆【VCT Pacific 2026 Stage2 現地インタビュー】

「VCT Pacific 2026 Stage2」のRRQ対GEの試合終了後に、GE Udotan選手に直接インタビューしてきました。

スイニャン

スイニャン

韓国・ソウルで開催中の『VALORANT』のアジア大会「VCT Pacific 2026 Stage2」。そのDay3にあたる7月18日にはインドネシアのRex Regum Qeon(RRQ)とインドのGlobal Esports(GE)が対戦しました。

1マップ目のサンセットでは、序盤は一進一退の攻防が繰り広げられましたが、後半GEがアタッカーでスコアを突き放し13-9で勝利しました。続く2マップ目は新マップのサミット。前半はRRQがラウンド数10-2の大差をつけましたが、その後GEの怒涛の追い上げが始まりOTへ突入。最終的に16-14で、見事な逆転勝利を果たしました。

FISTBUMPでは今回現地取材を実施し、試合終了後にGE Udotan選手にお話を伺ってきました。試合のことに加え、これまであまり知られていなかったUdotan選手やGEメンバーのことについても語っていただきましたので、早速お届けします。

Platoonヘッドコーチ体制になるも「大きな変化はない」

――本日は2-0勝利おめでとうございます!まずは試合の感想から聞かせてください。

Udotan:自分たちなりにきちんと準備をしてきたつもりではあるんですが、時間が足りなくて少し不安な気持ちもあったので、とりあえず勝つことができてほっとしています。

――本当にすごい試合でしたが、そもそもGEがサミットをピックした理由が気になります。

Udotan:僕らは「Esports World Cup(EWC)」に出ていたので、戻ってきてから準備にかける時間があまり取れなかったんですよ。で、サミットは新しく出たマップじゃないですか。ほかのチームも準備期間がそれほど取れないだろうと考えて、むしろ自分たちがサミットの準備をきっちりやっておいて試合でやれたらいいんじゃないかということでピックしました。

――テホ・ゲッコーの構成も準備したものですか。

Udotan:そうです。構成も戦略もすべて、準備どおりにプレイしました。

ーーUdotan選手個人として、サミットについてどのような印象をお持ちですか。

Udotan:すごく良いマップだなと思いました。人気も出るんじゃないでしょうか。攻守のバランスが良くて、考えられているなあと感じましたね。あの新しく出た「ドア」も変わってて面白いです。

――そのサミットでは、2-10からの見事な逆転勝利でしたね。モク抜きなどUdotan選手の見せ場も多く、素晴らしい試合でした。

Udotan:Aサイトで2人抜いたのは覚えてます(笑)相手がある程度予想しやすい動きではあったので、考えたとおりにプレイしたら上手くキルできたという感じですね。リードされていたので、萎縮せず自信を持ってプレイするようにしていました。

――チームがPlatoonヘッドコーチ体制になって、何か変化はありましたか。

Udotan:もとからPlatoonコーチも多くの部分を担っていて上手くやれていたので、それほど大きな変化はないですね。ゲームするにあたって、僕らが少しだけ穏やかに自由にやれるようになった気はします。

さまざまな文化圏の人が集まり一枚岩で頑張っているチーム

――Udotan選手はフィリピン、中国など海外チームにずっといますが、韓国チームではなくこの道を選んだ理由を聞かせてください。

Udotan:僕はTalonがフィリピンの「Challengers」にいたときからプロを始めて、その後韓国の「Challengers」でも少しプレイしたんですが、上手くいきませんでした。韓国のShadow Corporationというチームで少し活動した後、中国に行きました。中国を出た後も韓国チームのテストを受ける機会がほとんどなかったので、海外チームへ行く道を選んだというよりは、状況的に仕方なくそうなった感じでした。

――なるほど。GEは多国籍メンバーなので異文化交流みたいに楽しそうな半面、大変そうでもありますよね。どんな点が楽しくてどんな点が大変ですか。

Udotan:これまで海外チームで過ごしてきて、文化の違いを感じたことはあまりないんですよね。ほとんどの選手がアジア圏の文化が好きなので、大変だと思ったことはとくにないです。僕はむしろ楽しく生活していますよ。

――Udotan選手は英語が得意なんですか。

Udotan:英語……(苦笑)正直、インゲームの英語はそんなに難しくないんですよ。だけどフィードバックだったり日常生活の英語は、難しいなと感じることが多いですね。

――ではUdotan選手から見て、チームメンバーはどんな人たちですか。

Udotan:autumnは中国で長いこと活動してきて世界大会にも何度も出場したことのある選手なので、チームのなかで最も信頼できる選手だと思います。PatMenとxavi8kはふたりともフィリピン人でお互いのコミュニケーションが円滑なので、チーム内でいろいろと調整をしてくれていますね。Kr1stalは、自分のやるべきことを黙々とこなすタイプの選手です。僕らはさまざまな文化圏の人が集まっていますが、一枚岩で頑張っているチームだと言えると思います。

――先ほど「EWC」のお話も出ましたが、「Masters London」含め国際大会に出場してみていかがでしたか。

Udotan:最初にロンドンに行ったときは時差ボケがひどくて大変でした。だけど、ゲームをするときは緊張やプレッシャーはむしろなかったですね。僕としては楽しくプレイできたんですが、結果が良くなかったので残念ではありました。とはいえ、とても価値のある経験だったと思います。

――では、今後の目標を聞かせてください。

Udotan:僕らの共通の目標としてはもちろん圧倒的に「Champions Shanghai」ですよね。そのためにしっかり準備して、良いところをお見せできるようにしたいです。

――最後に、日本でもUdotan選手やGEを応援しているファンの方々がいらっしゃいます。日本のキャスターの方でGEの熱烈なファンの方もいらっしゃるほどです。ぜひ日本のファンの皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

Udotan:うちのチームには日本人選手がいないにもかかわらず、GEを好きになってくださってありがとうございます。応援してくださっている分、がっかりさせないように頑張りますので、これからも応援していただけると嬉しいです。

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