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6月7日、アジア太平洋地域の『LoL』公式リーグ「LCP」Split2 ノックアウトステージのFinalが行われ、「Team Secret Whales(TSW)」と「Relove Deep Cross Gaming(DCG)」が対戦しました。
ファイナルに進出したのはレギュラーシーズンを7戦全勝で1位通過、プレイオフのノックアウトステージでも連勝と今Split無敗を継続しているベトナム勢のTSW。Split1のLCP王者として「First Stand」にも出場しており、連覇を狙います。

対するDCGはレギュラーシーズンでは安定感を欠き3勝4敗と負け越しでの5位通過になったものの、プレイオフでは鋭いアクションを武器に4位通過、2位通過のチームを連続で撃破。Round3ではTSWと対戦して敗れたもののBo5で2-3と接戦を演じており、前日のルーザーズファイナルでも「GAM Esports(GAM)」とのフルセットに及ぶ死闘を乗り越え再戦の場へと駒を進めました。

Game1の立ち上がりではJGでの遭遇戦からDCGのBOT・Feng選手のケイトリンが1キルを獲得。このケイトリンをスノーボールさせたいDCGでしたが、TSWがヴァイとアーリのコンボピックで再三プレッシャーをかけて生存を許さず、計39キルが発生した乱戦を制したTSWが先勝します。
しかし続くGame2ではFeng選手がリベンジ。レーン戦の有利から立て続けにキルを獲得し、なんと14分で2コア完成と大きなスノーボールに成功します。その後はPop9選手のリー・シンを中心に集団戦で相手を圧倒し、僅か26分でゲームエンド。スコアを1-1のタイに戻します。

迎えたGame3でも焦点となったのはBOTレーン。TSWのEddie選手のジンがR「フィナーレ」を巧みに操りキルを獲得して主導権を獲得すると、JGのHizto選手のエンゲージにチーム全体で連動してDCGを圧倒。キルとオブジェクトを次々と獲得し、1万ゴールド差以上の優位を築く盤石の展開で2勝目を挙げ、王手とします。
Game4でも争点はやはりBOT。TSWはセナ&セラフィーンという強力なサステインを持つコンビを選択すると、レベル1でのダメージトレード勝利で完全にレーンを掌握。連続ガンクを成功させるなど相手になにもさせず、有利を広げていきます。後がないDCGもFlauren選手のジャックスとPop9選手のカ=ジックスを活用したアクションを見事に決めるなど奮戦しますが、最後はバロンファイトを制したTSWがそのままゲームエンドへ。Bo5は3-1でTSWの勝利となりました。


これでTSWはSplit1に続くLCP連覇となり、シリーズ無敗での優勝を達成。終わってみれば「BOTが勝利したチームが勝つ」展開となりましたが、劣勢のチームもJGを中心にハイテンポなアクションやトレードを繰り返して反撃する見どころの多い4試合で、合計150キル以上が発生する熱戦に。アグレッシブさを持ち味とするチームと個人技に自信のある選手が集まったLCPの最高峰らしい魅力の詰まった激しいシリーズとなりました。

Split1と同じ決勝カードとなったLCP Split2。日本勢では「Fukuoka Softbank HAWKS Gaming(SHG)」がレギュラーシーズン初の勝ち越しを決めて4位でプレイオフに駒を進めたものの、シーズン中盤で陥った不振から脱却し切ることができず、プレイオフでは最終的に準優勝したDCGにストレートで敗れて順位は5位タイとなりました。
また、新メンバー2名を迎えたロスター変更で臨んだ「DetonatioN FocusMe(DFM)」は優勝したTSWをはじめ、SHGやGAMからも1ゲームを奪うなど奮戦を見せましたが、2Split続けてシリーズ勝利を挙げられず、8位に終わっています。

MSI後、7月末からスタートするSplit3では今季から「スイスステージ制」が導入されることが決まっており、既に開幕戦の組み合わせ抽選も実施。初戦はSplit2の「上位4チーム」vs「下位4チーム」での対戦が組まれるルールとなっており、抽選結果は下図のように。SHGは初戦で王者TSWとの対戦が決まるなど、日本勢はいずれもベトナム勢との対戦が決まっています。

この結果を受け、TSWはLCPの代表として6月28日より韓国で開催される国際大会「MSI」のブラケットステージ出場権を獲得し、準優勝となったDCGもシーズン累計での「チャンピオンシップポイント」成績上位によってMSIのプレイインステージへの進出を決めました。

また、TSWはこの優勝で7月にフランスで開催される「Esports World Cup 2026」のLCP代表に。既に終了しているLCP内の予選でも優勝しているため、同予選大会で準優勝となったGAMが繰り下がりで2枠目のEWC出場権を手にしています。