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『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」。2026年最初の試合が1月16日に台北のLCP Arenaで行なわれ、日本の「Fukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)」はPromotionを勝ち上がってきた「Deep Cross Gaming(DCG)」と対戦しました。
Game 1では序盤SHGがリードする形で試合を進めたものの、巧みな集団戦を繰り広げたDCGが逆転勝利。まずは1勝をもぎとり機先を制しました。続くGame 2では、序盤からDCGが有利にゲームを展開します。必死に食らいついていくSHGでしたが、エルダードラゴン前での集団戦でDCGが勝利し、そのままネクサスを破壊。最終的にSHGは残念ながら0-2で敗北となりました。
試合終了後、現地でAria選手に直接お話を伺ってきましたので、以下からご覧ください。

――試合お疲れさまでした。新しいユニフォーム、似合ってますね。
Aria:ありがとうございます(笑)
――今日の試合は残念ながら敗北となってしまいましたが、SHGに移籍して新しいチームメンバーとはもう打ち解けましたか。
Aria:練習を始めてから1ヶ月ほどが経ったので、今はすっかり仲良くなりました。そのおかげでフィードバックもやりやすくなりましたね。
――Evi選手とは本当に久しぶりに一緒に戦うことになりましたよね。
Aria:そうですね。Evi選手とはめちゃくちゃ久しぶりなんですけどぎこちなさとかは全くなくて、以前と同じように仲良く過ごしています。
――ほかのメンバーとは以前から交流はあったんですか。
Aria:いえ、交流は一切なかったですね。ほかのメンバーとは今回初めて同じチームになったんですけど、みんな上手いですしすぐ打ち解けることができて、気持ちも楽になりました。

――Aria選手は戦術面やメンタル面において、チーム内でどんな役割を担っていきたいと考えていますか。
Aria:今はまだコール面で乱雑な部分があると感じているんですけど、そういった面でできる限りまとめられるように心がけています。メンタル的にも今のところはまだ大きく感じることはないものの、もしも誰かがメンタルを崩しそうになったら当然支えていかないとですよね。もちろん僕が支えることもあるだろうし、ほかの選手かもしれないし、お互いにやれたらいいなという感じです。
――Evi選手を除けば、Aria選手ももう年上組なんですよね。
Aria:そうなんです。僕とVsta選手が同い年で、Marble選手とVan選手は年下ですね。それに僕は経歴も長いので、何かあったら僕が支える側になるんじゃないかなと思ってます。
――いいですね。先ほどコールの話が出ましたが、実際に誰がどのように行なっていますか。
Aria:メインオーダーの役割の人はまだいなくて、全体的にみんなでやっている感じですね。各自が思いついたときに喋ってますが、僕はなるべくみんなの話をまとめようとはしています。
――なるほど。今日の試合を見てもGame 1の序盤は確実にリードしていましたし、負けてはしまったものの良いプレイもあったと思うのですが、今のチームの完成度はどのぐらいでしょうか。
Aria:今の完成度はそれほど高くないと思っています。ただ、ほかのどのチームも今のメンバーで戦うようになってまだ日が浅いと思うので、いい感じにやり合えるんじゃないかなという考えもありますね。
――今日の試合内容についても少しお聞きしたいのですが、Game 1でアニビアをピックした理由を教えていただけますか。
Aria:とりあえず考えていたピックがいくつかあったんですけど、そのなかのひとつがアニビアだったんです。相手のチャンピオン4体を見たときにアニビアが良さそうだと思って選びました。相手の構成だとアニビアに近づくのが難しいだろうと考えたんです。ゆっくりファイトをしかければ有利に戦えるんじゃないかなと思いました。
――今シーズンから新たにLCPに合流したDCGですが、実際に戦ってみてどうでしたか。
Aria:相手が上手かったのもあるとは思うんですけど、自分たちに足りない部分がまだまだたくさんあると感じました。なので僕らももっと一生懸命頑張らないといけないですね。

――では、今日のご自身のパフォーマンスについてはどう考えていますか。
Aria:今日は正直全然うまくいきませんでした。Game 1で実はミスでアイテム売っちゃったんですよ。
――えっ、何のアイテムですか。
Aria:アークエンジェルスタッフをテレポートを使う途中で間違えて売っちゃったんです。プロとしてそういうミスは絶対にやってはいけないのにそんなミスが出てしまったのもあって、今日は全然ダメだったなって感じでした。
――今年から様変わりした新シーズンについてもお伺いしたいです。今パッチではミッド以外のレーンの影響力が上がったと言われていますが、その点についてAria選手としてはいかがですか。
Aria:今回クエストができて各自の特性が浮き彫りになったと思うんですが、トップやボットに比べると確かに弱いと思います。なので今のミッドレーンのメタとしては、ミッドのレーン戦ももちろん重要ですけどトップやボットをどうやって手助けするかのほうが重要だと考えています。
――競技シーンにおいても今年から試合中にコーチが助言できる「コーチボイス」が導入されましたが、実際に体験してみてどうでしたか。
Aria:2戦とも使いましたけど、コーチの立場からだと感情面で振り回されずに話ができるので、選手たちがまとまっていないときに声をかけてもらえるのはいいなと思いましたね。今日は韓国人のMaruコーチが入ってくださって、韓国語で話したことを僕らが簡単に日本語にして伝えてみんなが認識を共有できるようにしていました。CorGiヘッドコーチは台湾の方なので、言語的にまだちょっと難しそうです。
――ではそろそろインタビューもまとめに入りたいと思うのですが、今シーズンの目標を聞かせていただけますか。
Aria:とりあえずSplit 1は、実をいうとそれほど高く目標を設定していないんです。4~5位ぐらいになれればすごく成長したと思えるんじゃないでしょうか。1年あるので長い目で見て、次のシーズンはもう少し上を目指して、最終的にはやっぱりWorldsに行きたい気持ちがありますね。今日の初戦は負けてしまいましたけどまだ1戦だけですし、次の試合に向けてしっかり準備して勝ちにいきたいと思います。
――最後にファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
Aria:客観的に見ても今日のパフォーマンスは本当に良くなかったと思います。自分でもがっかりしているんですけど、次の試合からはもっと良いところを見せられるよう努力します!

台北で開催されている「LCP 2026 Split1」は全8チームによるBo3対戦のシングルラウンドロビンでレギュラーシーズンが行われ、上位6チームがBo5形式のプレイオフへと進出。プレイオフで優勝したチームはブラジルで開催される「First Stand」への出場権を手にします。
SHGの次の試合は、1月18日に「Team Secret Whales(TSW)」との対戦が予定されています。