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韓国・ソウルで開催中の「SOOP VALORANT LEAGUE 2025」。12月6日から始まったプレイオフの1戦目は、SLTとT1の韓国対決となりました。
1マップ目のバインドでは、SLTがまさかの3デュエリスト構成で臨みます。その爆発力を土台に序盤のラウンドを連続でもぎ取りましたが、BuZz選手が重要な場面で3回もクラッチを見せるなど底力を発揮。最終的に13-9で逆転勝利となりました。続く2マップ目はパール。T1がじわじわと差をつけ始めたかと思いきや、SLTが逆転に成功し俄然白熱した戦いに。しかし接戦のなかで、T1も負けじと再逆転に成功します。最終的にT1が13-10でゲームを締めくくる形となりました。これによりT1が2-0で勝利し、ファイナル進出を果たしました。
本稿では、試合終了後に現地ステージで実施されたT1 stax選手のインタビュー翻訳をお届けします。

――こう呼んでほしいと言われました。T1の “brrrtax” 選手にお越しいただきました(笑)。勝利おめでとうございます。
※オーディンの銃声をもじってつくられたstax選手のあだ名
stax:ありがとうございます。
――stax選手ご自身がそう呼んでほしいと言ったんですよ(笑)。「SVL」で1マップも渡さずに決勝まで勝ち上がりましたが、チームワークが本当に早いスピードで良くなったと思います。秘訣はありますか。
stax:とりあえず5人がほぼベテランなので、よりスムーズにいきましたね。そして僕とMunchkin選手とのIGLの変化もあって僕としても慣れなきゃいけない段階で、ちょっとずつスクリムをしていくうちに色々と手助けすることもできて、早く良くなっていったと思います。
――お話にもあったとおりMunchkin選手がIGLとしてチームに来て、以前インタビューで「stax選手がより銃に集中できる環境になった」と言っていました。そして今日はパールで "brrrtax" としての姿も見られましたが、個人的にはどのように感じていますか。
stax:確実に楽になったというのはあるにはありますね。ですが僕も何年間もIGLをやってきて、いまはオーダーを聞く立場なので慣れることが必要な段階です。それから僕らが一緒に戦うようになってまだ1週間しか経っていないので、パールでは僕がオーダーをやってるんですよ(苦笑)。そしてオーディンについては個人の練習でもありますが、SLTの選手たちの個人の技量が良いことはわかっているんですけど「オーディンとかジャッジの前でも上手く撃ってみな~?」みたいな感じです(笑)。
――わかりました(笑)。この後に行なわれる試合はFNC vs Gen.Gですが、どちらが勝ち上がってくると思いますか。そして、決勝戦ではどちらのチームと対戦したいかについても聞かせていただきたいです。
stax:どちらが勝つかはハッキリ言ってコンディションによって変わってくるとは思うんですけど、対戦したいのはGen.Gです。レギュラーシーズンの前に一度対戦して、怖がらせておかないと。
――機先を制したい、ということですね。以上、stax選手にお話を伺いました。
stax:ありがとうございました。