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韓国・ソウルで12月2日に開幕した「SOOP VALORANT LEAGUE 2025」。12月5日には、グループBの初戦を勝ち上がってきたSLTとGen.Gのウィナーズマッチが行なわれました。
1マップ目のパールでは試合開始からGen.Gが大きくリードしたものの、徐々にSLTが底力を発揮します。後半で7ラウンドを盛り返す勢いを見せますが、前半についてしまった差が大きすぎました。最終的に13-10でGen.Gがまずは1本先取しました。2マップ目のヘイヴンでは、一転してSLTがゲームをリード。持ち前のスピーディーなプレイで13-3の大差をつけて勝利し、勝負は3マップ目に持ち込まれます。決戦の戦場はアビス。序盤こそ接戦が繰り広げられましたが、じわじわとリードを広げたGen.Gが13-6で勝利。最終的に2-1でGen.Gがプレイオフ進出を果たしました。
本稿では、試合終了後に現地ステージで実施されたGen.G t3xture選手のインタビュー翻訳をお届けします。

――t3xture選手にお越しいただきました。勝利おめでとうございます!
t3xture:ありがとうございます!
――今日は2-1勝利となりましたが、SLTも手ごわかったですよね。皆さん試合を見ながら「なんとなくスタイル的に昔のGen.Gを思い出す」だとか、「ミニPaper Rex(PRX)みたいだ」といった反応もありました。対戦してみていかがでしたか。
t3xture:昔のGen.Gみたいだとは思わないです。かと言ってPRXみたいってわけでもなく……(苦笑)。SLTならではのカラーだと思うんですけど、若い子たちだからこそできる、そんなプレイをやり続けていましたよね。なので、楽しく見ていました。
――若い子たちだからこそできるプレイとは?
t3xture:普通に楽しんでゲームしているなと思いました。色々とこう……上手かったです、はい。
――Lakia選手がIGLを担当することになりましたが、どんなIGLだと思いますか。また、Lakia選手ならではの強みもあると思います。現在、連続でチームを勝利に導いてくれていますが、いかがでしょうか。
t3xture:とりあえずLakia選手もIGLを担当するようになったのが最近なので、プレイしながら色々と思うところもあるようです。それでもコーチ陣がフィードバックしてくれた場合はそれをしっかり受け入れて、喋ることなどもめちゃくちゃ早く成長していると思うんです。なので僕の考えとしては、自分の主観ももちろんあるでしょうけどチームメンバーの考えも受け入れられる、そんなIGLだと思います。
――長期的なチームの方向性についてもお伺いしたいです。メンバーが変わって"Gen.Gクラシック" だったり "Gen.Gシグネチャー" と呼ばれていた構成を最初から変えようという話が出ているのか、それともそれは維持しつつ小さな変化だけを与え続けてみようといった話のほうがよく出ているのか、聞かせていただきたいです。
t3xture:一旦、いま決まっていることは本当にひとつもありません。とりあえず、すべてテストしている感じなんです。これから様子見していけばわかると思いますが、おそらく変化をさせようと思えば僕らとしてはもう十分準備はできている感じだと思うんです。どちらにしろ僕らは今後のことを見通しているので、最初は多事多難だったとしても、後々には自分たちが笑っていられるよう頑張りたいと思います。
――ファンの皆さんへもひとことお願いします。
t3xture:たぶん皆さん、不安でしょう?そうでしょうね~。だけど僕らは僕らなりに頑張って準備して、不安な気持ちがなくなるように頑張っていきたいと思います。今後も不安だったとしても、ヒヤヒヤしたとしても、頑張って応援してください(笑)。ありがとうございます。
――以上、t3xture選手にお話を伺いました。
t3xture:ありがとうございました。