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FENNEL(FL)『VALORANT』部門のGON選手が2026シーズンの選手続行を宣言。配信では続行を決めた3つの理由とFLロスター、Red Bull Home Groundについて語りました。
9月7日、GON選手は「選手やるのとか FENNELのロスターの話とか色々」というタイトルで配信を開始。開始早々、「結論から言うと、選手やります」と宣言し、選手続行の意向を表明しました。
「“引退芸”でバズりたいと思われているのは不服」としながらも、Red Bull Home Ground日本予選の招待チームにFLの名前があり、「何も言わずに大会に出場することも考えたが、気になる人が多いと思ったので配信ではっきりさせることを選んだ」と言います。
選手続行の決断を下した理由は3つあるとのこと。1つ目は、ストリーマー・葉さんと行った『Minecraft』のハードコア企画(2日間の合計20時間プレイしたがクリアできなかった)がきつかったことを挙げました。この企画を通して「プロゲーマーやめたらこの道か…ストリーマーもストリーマーで大変だな」ということに気づいたと語ります。
2つ目の理由は「オフシーズンになったとたん、オンシーズンの大変さを忘れてしまった」ことを挙げました。自身の性格もあり、オフになった瞬間、シーズン中何をしてたか既に忘れてしまった模様。これは“プロゲーマーあるある”だとGON選手は思っている様子です。
3つ目の理由として、好きでやっているデスマッチや『KovaaK's』をする理由が減ってしまうことを挙げました。「好んで隙間時間にプレイしているデスマッチや『KovaaK's』の時間が、プロゲーマーだから無駄じゃないと思えている。この時間が今は周りから“努力家なプロゲーマー”として映っているが、それをやる理由が引退によって一つ減ってしまうのは寂しい」と語り、選手続行を決断したようです。
また、周りのいろいろな人から「選手を継続しよう」という旨のメッセージを貰ったと続け、“一番意外だった”というHals選手とのエピソードを明かしました。
前回の進退についての配信後、「GONさん(配信)見てたよ。本当にリスペクトしてるからやろうよ」とHals選手からLINEが来ていた模様。「Halsはそういうタイプではないと思っていた。このメッセージをみて号泣した」と言います。
FENNELのロスターについても言及。話題に上がった9月20日から行われる「Red Bull Home Ground」に関しては現行のロスターで出場することを明かしました。
一方、「Red Bullの大会が終わればロスターは変わる」とコメント。RIDDLEが出場するVCT Ascensionが11月頃に終了し、その結果によって、VCT Pacificで戦うZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeがメンバーを選ぶ性質上、そこからあらゆるチームの再編が進むことを説明。このことから、GON選手は「Red Bullの大会以降、FENNELが同じメンツで来シーズンもやる可能性はほぼない。Red Bullが現ロスター最後の大会になる」と考えているようです。
GON選手は「Red Bullの大会もあまり出る気はなく、チルにオフシーズンを過ごそうと思っていた」と冗談交じりに言います。ですがチームメンバーから「おいRed Bull行くぞ!」「暇暇!」「GONさん出ようや!」など猛プッシュがあり、出場を決めたとのことです。
「Red Bullの大会が終われば、FENNELも俺もどこでやるかもわからない」とし、着用しているSentinelsのユニフォームを見せながら「FENNELとは契約の更新もしていないし、どうなるかは何とも言えない」と締めくくり、コンペティティブ配信を始めました。