【あれから何年?】Masters Tokyoから2年―FNATICが初の2連覇、PRXがシックスメンでベスト3、ZmjjKKのオペレーターなどなど、日本初の国際大会を振り返る

2023年のVALORANT Masters Tokyoから2年。FNATICの国際大会2連覇やPRX、EDGの躍進など伝説が生まれた大会を振り返ります。

VALORANT eスポーツ
【あれから何年?】Masters Tokyoから2年―FNATICが初の2連覇、PRXがシックスメンでベスト3、ZmjjKKのオペレーターなどなど、日本初の国際大会を振り返る
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6月25日は「VALORANT Masters Tokyo」でFNATICが優勝した日です。あれからはや2年。あなたは、あの熱狂を覚えているでしょうか? FNATICが成し遂げた前人未到の2連覇、something選手を欠きながらも躍進したPRXとCGRS選手のスーパープレー、そして世界を驚かせたEDG・ZmjjKKの神がかったオペレーター。連日満員の会場を揺らした割れんばかりの歓声と、選手が見せたスーパープレーの数々。日本eスポーツ史に残るあの伝説の大会を振り返ります。

◆FNATICが史上初の国際大会2連覇を達成

Masters Tokyoでは「FNATIC」がその圧倒的な実力を(トロフィーを掲げるときにはBoasterのお尻も)見せつけ優勝を収めました。同年ブラジルで行われた「LOCK//IN」に続く優勝となり、『VALORANT』史上初となる国際大会2連覇の偉業を成し遂げました。決勝では、ダークホースとして勝ち上がってきたEvil Geniuses(EG)を3-0のストレートで下し、その強さを世界に改めて示しました。

◆スター選手の欠場を乗り越え、PRXがベスト3に

Pacific決勝でDRXにリバーススイープを決めて優勝を収めたPRXは、エースプレイヤーのsomething選手がビザの問題により来日できないという緊急事態に見舞われました。急遽、CGRS選手を代役として迎えての出場となりましたが、チームは逆境をものともせず、持ち前のアグレッシブなプレイスタイル、そしてCGRS選手のスーパープレイで快進撃を続けました。ローワートーナメント決勝でEvil Geniusesに惜しくも敗れはしたものの、見事ベスト3という素晴らしい結果を残しました。

◆中国チームの台頭、EDGの衝撃

中国代表の「EDward Gaming(EDG)」がNAVI、T1を破り、ベスト6入りを果たしました。これまで未知数だった中国地域のレベルの高さを証明し、世界の勢力図に新たな風を吹き込みました。また、“ZmjjKK選手のオペレーター”の衝撃を見せつけたのもこのとき。荒々しくも美しいフリックで敵をバシバシと倒す姿が会場を大いに沸かせました。

◆熱狂的な日本のファン

日本で初めて開催される公式国際大会ということもあり、チケットは即完売し、来場者数3万7000人を記録しました。試合日には平日を多く含んでいたにもかかわらず、連日満員の会場はファンの凄まじい熱気に包まれ、スーパープレイのたびに割れんばかりの歓声が響き渡りました。この熱狂的な応援は、海外の選手やキャスターからも高く評価されました。


そのほか、決勝では新モード「チームデスマッチ」と新エージェント「デッドロック」がお披露目されました。また、東京タワーがMasters Tokyoカラーになったり、謎のインドネシアキャスター集団がPRXがラウンドをとるたびに腕立て伏せをしていたりと、たくさんの思い出が残る大会となりました。あの夏、我々が目撃したFNATICの伝説やPRXのドラマは、色褪せることのない記憶として心に残り続けるでしょう。

そしてまもなく、新たな記憶を刻むときがやってきます。2025年8月には、Challengers Japan Split 3だけでなく、VCT Pacific Finalsも日本でオフライン開催されます。次なる熱狂は、もうすぐそこです。



《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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