6月10日(日本時間)、Riot Gamesより『リーグ・オブ・レジェンド』の今後の登場コンテンツなどを告知する「Dev Update」が公開され、Act2に関する内容を中心にさまざまな情報が明らかになりました。
◆精霊の花祭りはAct2「乱咲」へ―ARAM変更や新チャンピオン「ユナラ」の情報も
Dev Updateでは最初に新たなトレーラームービーを紹介。
こちらはパッチ「25.13」で登場するランダムミッドのアップデートに関するもので、Act2では期間限定でランダムミッドにマップローテーションが導入される他、チャンピオン選択のシステムも新たに“チャンピオンカード”システムへと一新されます。
マップごとの特徴や変更点、そして今後の方針などについては個別にUpdate記事が公開されていますので、詳細についてはそちらも合わせてご確認ください。
そしてサモナーズリフトのビジュアル変更など現在も開催されている「精霊の花祭り」イベントにも、さらなるコンテンツや要素が登場。新たに「精霊の花祭り」スキンの仲間入りを果たすチャンピオンに加え、新チャンピオン「ユナラ」についても言及。

ユナラの詳細については今後先行プレイなどで情報が明らかになっていくと告知されていますが、ロールについては“王道のADC”とのこと。また、実装に合わせてクライアント上でプレイできるメタゲーム「コーシンの戦い」もリリース予定で、同時に『LoL』をプレイして報酬を獲得できるミッション進行タイプのイベントも実施予定となっています。
◆悪質行為対策はさらに厳しく―“試合の自動終了”も検討中
続いての情報はプレイにおけるインティングやグリーフィングといった悪質行為への対策について。
既にパッチ「25.09」では新たな検出システムが導入されており、シンプルなミスか悪質行為かの区別が付きづらい初心者や低スキル帯のプレイヤーに関する検出は慎重に行いつつも、99.95%の検出精度が確認されたとのこと。今後も同様の方向性で監視を広げていくとの方針が明らかになっています。
一方で、今後は初歩的なミスは発生しないであろう高スキル帯のプレイヤーに対しては行動基準のレベルを引き上げ、途中退出や暴言チャットによるペナルティと合わせて罰則を強化。違反者の対戦待ち時間を大幅に延長させるなど、さらなるアップデートが予定されているほか、アニビアの壁など「チャンピオンのスキルを使って味方を妨害する」といったこれまで検出が難しかった行為についても、精度を高めた検出システムの実装によって対応予定となっています。
そして最後に「実装前に皆さんの意見を聞かせてください」として、現在検討されている「悪質行為を検出すると試合を自動的に終了する」新機能も紹介。チート使用者を検出した場合と同様の措置を取るシステムが実装される可能性もあるようです。
◆MSIでPick'em登場!決勝使用スキンの割引も
続いてのトピックは6月27日に開幕するMid Seasonの国際大会「MSI 2025」について。

今大会ではMSIでは初となる勝敗予想「Pick'em」が実施されますので、大会スタート前に情報をチェックして予想のロックインを済ませておきましょう。
そして優勝チームを祝う新たな試みとして、大会後の1週間は「優勝チームがファイナルで使用したスキンが割引になる」イベントも開催予定とのこと。MSIでも今年から本格導入された「フィアレスドラフト」での戦いとなるため、BO5の決勝戦では最大で5つのスキンが割引対象になる仕組みで、それらを各レーンごとにまとめた特別価格のバンドルも販売予定となっています。
今回のDev Updateで紹介された多数のイベント・コンテンツについては6月25日のパッチ「25.13」よりスタートし、「25.16」まで約2か月に渡って続きます。それぞれのコンテンツの登場タイミングについては公式Xにて公開されているロードマップもご確認ください。
そして最後にはAct2ではなく「年内リリース予定」のコンテンツとして、ビクターのリワーク前の見た目をイメージしたスキンを紹介。アニメシリーズ『Arcane』の内容も受けてビジュアルアップデートとなったビクターですが、従来の見た目が好きだったという多くのリクエストに応える形でスローバックスキンとして登場する予定です。
