7月にサウジアラビアのリヤドで開催される「eスポーツワールドカップ2025」の『VALORANT』種目。その出場権をかけたPacific予選が5月21日より開幕しました。この予選に公式配信はありませんが、Paper Rex(PRX)は「選手たちの背中を映す」というユニークな形でファンに試合の模様を届けています。
◆公式配信なしの予選、PRXのユニークなファンサービスが光る
「eスポーツワールドカップ2025」は、様々なゲームタイトルが集う大規模な複合イベントです。『VALORANT』種目は7月8日から13日にかけて行われる予定で、Pacific地域からは、Stage 1の上位チームなどが出場権を獲得します。

今回行われている予選には公式配信がありません。そんな中、PRXは独自の試みとして、メンバーシップ限定で選手たちがプレイする背中を配信。チームのマネージャーがチャット欄で「マップはサンセット」「防衛スタート」「ラウンドスコア10-5」などとリアルタイムで戦況を伝え、ファンもそれに応える形で一体となって試合を見守りました。
PRXは、先日のACLに続き、PatMen選手に代わってmindfreak選手を起用して今大会に臨みました。予選初日、PRXはTALON、T1、GEを相手に3連勝という快進撃を見せ、グループステージ突破を決めています。

なお、日本のZETA DIVISIONおよびDetonatioN FocusMeは、スケジュールの都合を理由に今大会への出場を見送っています。