12月14日・15日にKアリーナ横浜にて、一年の集大成となるオフラインイベント「Riot Games ONE 2024」が開催されました。
『VALORANT』と『リーグ・オブ・レジェンド』の国内外で活躍するプロ選手を招いてのマッチや、人気コンテンツクリエイターたちによるショーマッチなど、さまざまなプログラムで大盛況に終わった本イベント。プログラムの内容やオフライン会場の様子を、2日分まとめてお届けします!
また、FISTBUMPでは出演者へのインタビューも実施していますので、あわせてご覧ください。
◆「Riot Games ONE 2024」が今年も開幕!圧巻のプレイで揺れたKアリーナ1日目
「Riot Games ONE」はMC陣とコスプレイヤーたちによるオープニングから開幕。直前のカウントダウンの場面では会場からも声が上がっていました。MC陣たちによるトークのほか、『VALORANT』と『リーグ・オブ・レジェンド』に登場するエージェントやチャンピオンが大集結して場を盛り上げます。
シーズン2が公開された「Arcane(アーケイン)」の姿に身を包んだコスプレイヤーさんもおり、その衣装や武器、装飾や立ち振舞いなど、細かな部分までもこだわり抜かれたクオリティで再現されています。
①Legendary Legends Showmatch 01 - LEGENDS TEAM vs STREAMER TEAM (Day1)
LoLの歴史に名を刻む世界の著名プレイヤーを招待して行われる「Legendary Legends Showmatch」では、かつてFaker選手と共に世界優勝を経験したBang選手や、生きる伝説ともいえるPerkz選手など、世界の最前線で活躍したプレイヤーが「LEGENDS TEAM」を結成。
それに対する「STREAMER TEAM」は1日目と2日目でメンバーが異なり、CerosさんやZerostさんといった元プロや、葛葉さんなど人気のコンテンツクリエイターが登場。また、SHAKAさんの代打としてDFM所属のYutapon選手が参戦し、SHAKAさんはチームの応援団長を務めます。
LEGENDS TEAMは事前に指定されたプールの中のチャンピオンのみピック可能、BAN枠なし、素材アイテムの購入禁止など大幅なハンデが課せられているものの、流石は世界を相手に戦い続けてきた強豪たちなだけあり、序盤からキルを重ねてリードを維持し続けます。
STREAMER TEAMも負けじと着実にキルを重ねていき、葛葉さんがジンのUltを華麗なステップですべて回避した際には会場からも大きな歓声が上がっていました。粘り強く喰らいつくも、LEGENDS TEAMの勝利という結果で1マッチ目は終了しました。
②Legendary Legends Showmatch 02 - LEGENDS TEAM vs SHG (Day1)
続く「Legendary Legends Showmatch」では引き続き登場するLEGENDS TEAMに、新体制となった「福岡ソフトバンクホークス ゲーミング(SHG)」が挑戦。本マッチではLEGENDS側に特殊なルールもなく、本気の試合が行われました。
ゲーム最序盤では前マッチ同様にLEGENDS TEAMが仕掛けてリードを得る展開となるものの、FATE選手の活躍などもありキルトレードを上回るなど柔軟な対応を見せるSHG。その後もSHGがリードする展開をキープし、ゴールドやキル数でも大きな差を付けています。
新たなロスターの初お披露目となった今回の試合では、SHGが見事に勝利を収めました。
③NEXT GENERATION'S CHALLENGE presented by STAGE:0 (Day1)
「NEXT GENERATION'S CHALLENGE」では、日本最大の高校eスポーツの祭典「STAGE:0(ステージゼロ)」で優勝した高校生たちが、日本のトップストリーマーたちに挑戦します。1日目は「ルネサンス高等学校」が、LoLストリーマーチーム(ケイン・コスギ / しゃるる / たかやスペシャル / たぬき忍者 / らいじん)とBO1形式での勝負を繰り広げました。
MIDレーンではたかやスペシャルさんとRavy選手が序盤からファイトが起こり、連続してRavy選手が討ち取るなど若さあふれるアグレッシブなプレイを見せたルネサンス高等学校。そのままリードするもののストリーマーチームもクアドラキルを獲得するなど、一進一退の攻防が繰り広げられます。
最終的にはストリーマーチームがキルをきっかけにどんどんとラインをあげて、勝利しました。
④VALORANT CONSOLE x 2BRO.「PLAY WITH US」(Day1)
『VALORANT』のプログラムでは「2BRO.」と「三人称」の面々がチームを結成し、コンソール版『VALORANT』にフォーカスしたエキシビジョンマッチを実施。チームには特別ゲストとして、スタンミさんと鈴木ノリアキさん、まざー3さんとkinakoさんとPC版でも存在感を示すストリーマーたちが参加しました。
ウォームアップとして行われたチームデスマッチでは、弟者さんが“角待ちバッキー”で連続キルを取得するなど会場は大盛り上がりに。ワチャワチャ感の溢れる試合は100対99で「まざさんぽりおん(三人称チーム)」が勝利を収めました。
その後の本戦となるカスタムマッチではヘイヴンを舞台に両チームが激突。まざさんぽりおんチームが8本取得で折り返す展開となり、後半もそのままの勢いでラウンドを取得しての勝利となりました。ジェットを操作していたドンピシャさんはマルチキルを連発するなど、それぞれに見せ場もありました。
⑤PRO INVITATIONAL 01 - LEV vs DFM
続く「PRO INVITATIONAL」では、日本の「ZETA DIVISION(ZETA)」「DetonatioN FocusMe(DFM)」にくわえて海外から「Fnatic」「Leviatán」の2チームが招待され、BO1形式で総当たりのエキシビジョンマッチマッチが開催されました。
第1試合ではDFMとLeviatánが激突し、オフシーズンの試合ではLeviatánの新体制が初お披露目となりました。新加入のDemon1選手はレイズを、nataNk選手はスカイをピックしていました。対するDFM側は、1日目は体調不良だったArt選手の代わりに“最強のタイミーさん”ことSSeeS選手が参加。
序盤からJinboong選手を筆頭にMeiy選手などもキルを連発し、世界の強豪相手でも自信に溢れた自分たちのプレイを押し付ける形で優位に試合を運んでいきました。一方のLeviatánもやはり勝負強いメンバー揃いで、C0M選手は持ち前の少人数戦の強さなどを発揮しています。
DFMが8本取得で折り返し、その後じわじわと追いつかれながらも着実にラウンドを重ねて13-8でDFMの勝利という結果に。また、第5ラウンドでJinboong選手が「角待ちジャッジ」に対してシェリフでヘッドショットを決めた際には、会場からも大興奮と驚きの声が上がっていました。
⑥PRO INVITATIONAL 02 - LEV vs ZETA
第2試合では日本のZETAが登場し、引き続きLeviatánと対戦。オフシーズンにDFMが大躍進を果たし、先ほども勝利を掴んだだけに、同じく日本勢のZETAにも大きな注目が寄せられていました。
Demon1選手の強烈なヘッドショットに苦しめられる場面がありながらもラウンドを取得し、第9ラウンドではXdll選手が大爆発。またしても全てをひっくり返す「1vs5クラッチACE」を魅せ、試合の流れを大きく掴みます。
攻守交代後もDep選手がミッドに飛び込んで大きなチャンスを作るなどアグレッシブな戦い方を見せ、そのままラウンドを取得し続け13-7でZETAの勝利となりました。
⑦PRO INVITATIONAL 03 - FNC vs ZETA
1日目最後のプログラムとなる第3試合では引き続きZETAが登場し、EMEAリージョンの強豪「Fnatic」と対戦しました。新シーズンに向けて新たなロスター体制となったFnaticは、元NRGのcrashies選手が電撃加入したことでも大きな話題を呼んでいます。
パールを舞台に行われた最終試合では、1ラウンド目からBoaster選手の強烈な1vs2クラッチが炸裂。クラシックながらも的確にヘッドショットを決め込み、試合の流れはFnaticペースに傾きます。
その後もFnaticが連続でラウンドを取得し続け、10-2という大差で折り返しに。Boaster選手の頭脳による緻密なアビリティの連携で、ZETAのプレイを完封していきます。ZETAも負けじと対抗するものの、最後はAlfajer選手のキルによって13-2という結果に終わりました。
また、ZETA戦後に行われたFnaticのインタビューもFISTBUMPで掲載中。Boaster選手と新デュエリストのkaajak選手が日本でのエピソードや試合についてを語っています。
「Riot Games ONE 2024」1日目の配信はこちら。