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Evil Geniuses、チーム事業活動の全面停止を発表―2023年には『VALORANT』世界王者に輝く

北米の強豪Evil Geniusesが活動停止を発表。2023年『ヴァロラント』世界王座の名門が幕を下ろす。

いーさん

いーさん

北米の老舗eスポーツ組織Evil Geniuses(EG)のCEOを務めるChris DeAppolonio氏は、2026年11月2日をもってチームの競技活動および日常的な事業運営を全面的に停止することを公式声明で公表しました。

2023年の世界王者から3年

Evil Geniusesは、2023年8月に開催された公式世界大会「VALORANT Champions 2023」において世界王座を獲得し、国際シーンの頂点を極めた実績を誇ります。しかし、その輝かしい戴冠の直後から、世界的な投資引き揚げやスポンサー離脱が重なるいわゆる「eスポーツの冬」が直撃。EGも例外ではなく、世界一を勝ち取った当時の主力ロスター(Demon1選手やEthan選手など)が他チームへ移籍・流出するなど、以前から組織規模の縮小傾向が囁かれていました。

Chris DeAppolonio氏は声明文において、ここ数年間にわたり運営構造の抜本的な再建に取り組み、世間からの評価の回復や発信力の強化、新規タイトルの開拓、クリエイター陣の拡充に全力を傾けてきたと振り返っています。しかしながら、スポンサーの不足やトップシーンで戦い続けるためのコスト高騰といった業界全体の逆風は依然として激しく、継続的な投資とスタッフの献身をもってしても、現在の厳しい事業環境下で責任ある運営を全うすることは不可能であると判断せざるを得なかったと説明しています。

今後は計画的かつ秩序ある形で事業を縮小させ、影響を受けるすべてのプレイヤー、コーチ、スタッフと密に連携を取りながら対応にあたる構えです。

競技面における措置として、所属する全ロスターの選手は本日より他組織との移籍交渉が許可されます。また、かつて頂点を極めた『VALORANT』部門の選手およびコーチ陣についても、2026年シーズンが終了する11月2日を迎えた段階で、新たな所属先と自由に契約を締結できる状態となります。

さらにChris DeAppolonio氏は、業界の採用担当者に向けて所属メンバーの積極的な採用を呼びかけています。これまでEGを支えてきた全選手、クリエイター、従業員について自身が責任を持って推薦すると断言し、採用の打診や推薦の要請については同氏の連絡先へ直接問い合わせるよう案内するなど、最後まで協力する姿勢を示しています。

公式声明の結びとして同氏は、これまでに情熱を注ぎ込んできたすべての関係者への敬意を示すとともに、四半世紀以上にわたり組織を応援し続けたファンや支援を寄せたパートナー企業へ向けて、心からの感謝を伝えています。

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