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- インタビュー
2026年8月12日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチ「26.16」が配信されました。
今パッチではロームSUP、メイジBOTという現在流行している戦術の過度な強さを抑制する調整に加え、ADファイター向けアイテムとJGペットへの変更によって主にJG向けの調整も実施されています。
今パッチでのチャンピオン調整は7体と控え目に。主にSUPでのピックが強力なカミールに加え、競技シーンでもかなりBAN率が高まっているポッピー、ミニリワークされたばかりのベル=ヴェスがそれぞれ弱体化に。
一方でアジール、グウェン、ケネンのAP勢がバフを受けており、出番の増加が期待されます。JGとして人気を集めているナサスは、Qスキルのミニオンからのスタック数を増やしチャンピオンや大型ミニオン、モンスターからのスタックを減らすことで「JGでのパワーを維持しつつTOPをバフする」意図の変更が加えられています。

今パッチではメイジBOTメタに対する変更として、システムとアイテムでも様々な変更を実施。まずはSUPのロールクエストは戦闘で得られる進捗を減らし、レーンから離れている際のデメリットを大きくする変更が加えられています。
そしてマークスマンに分類されるチャンピオンの魔法防御(MR)の変更で、序盤のMRを上昇させて成長率を低下させることで「序盤のメイジとのレーニング」に強くなるようデザインされています。グレイブスやキンドレッド、クインら普段BOT以外でピックされるレンジドチャンピオンもこの調整に含まれていますのでご注意を。
アイテムではいずれもADCにとって恩恵を受けやすい「バーサーカーブーツ」「ルナーンハリケーン」が強化に。これらの変更と同時にMIDへのマークスマンの“出張”が過度にならないよう、ティア3のブーツの性能も調整されています。
ADファイターがかなりメタを席捲しているJGについては、タンクやAP系チャンピオンでもクリア速度があがるようにジャングルペットによる効果を調整。さらにファイター勢の必須アイテムとなっていた「サンダードスカイ」も回復量が低下し、パワーが抑えられています。
同時に「ブラック クリーバー」「赤月の刃」「ステラックの篭手」がいずれもバフに。このうちブラッククリーバーの強化は近接攻撃チャンピオンに向けたもので、セナやスモルダーといった遠隔攻撃チャンピオンでは現状を維持する調整内容になっています。
◆パッチハイライト
チャンピオン
アジール
アジールは、特に最適なキーストーンとして「プレスアタック」が選択され続けている点について、引き続き監視を続けていきます。現時点では、彼を手助けするために、レーン戦に中程度の強化を行いました。
Q - 征服の勅命
ダメージ:60 / 80 / 100 / 120 / 140(+魔力の35 / 40 / 45 / 50 / 55%) ⇒ 75 / 95 / 115 / 135 / 155(+魔力の35 / 40 / 45 / 50 / 55%)ベル=ヴェス
ベル=ヴェスは、ケイルやオレリオン・ソルと同じようなスケーリング曲線を持つチャンピオンとしてリリースされました。しかし、あらゆるスキル帯で彼女のパワーが急速に高まっています。試合序盤はすでに十分に弱いので、終盤のパワーを少し抑えることにしました。
基本ステータス
レベルアップごとの体力:110 ⇒ 105
R - 終わりなき晩餐
真の形態の合計攻撃速度:5 / 15 / 25% ⇒ 6 / 13 / 20%
NEW 「真の形態」時のレモラインジケーター:「真の形態」でレモラを出現させられるときは、リソースバーが紫色に変わるようになりましたカミール
ロームサポートが大流行しており、カミールはその女王として君臨しています。そこで、彼女のロームサポートとしてのパワーを弱体化しつつ、彼女のトップレーンの性能は少なくとも維持または(願わくば)強化となるような調整を行いました。具体的には、試合序盤の固有スキルのシールドを利用したオールインのパワーを直接的に低下させる代わりに、クールダウンを大幅に短縮して、ダメージトレードを繰り返しやすくしました。
基本ステータス
マナ:339 ⇒ 375
固有スキル - アダプティブディフェンス
シールド量:最大体力の20% ⇒ 最大体力の10 / 15 / 20 / 25%(チャンピオンレベル1 / 7 / 13 / 19)
クールダウン:18/14/10/6秒(チャンピオンレベル1/7/13/19) ⇒ 14/11/8秒(チャンピオンレベル1/7/13)
W - タクティカルスイープ
クールダウン:15 / 14 / 13 / 12 / 11秒 ⇒ 12 / 11.5 / 14 / 10.5 / 10秒
扇状の範囲の外側の追加ダメージ:対象の最大体力の6/6.5/7/7.5/8%(+増加攻撃力100ごとに2.5%) ⇒ 対象の最大体力の7/7.5/8/8.5/9%(+増加攻撃力100ごとに2.5%)グウェン
グウェンは今年初めの弱体化以降、やや弱い状態が続いています。そこで、固有スキルによるサステイン性能を以前のレベルまで引き上げることで、対処不可能なほどの強さにはならないようにしながら、有利なマッチアップにおける脅威を高めました。
固有スキル - 裁断
チャンピオンに対する体力回復量:軽減後ダメージの50%、上限は10~25(レベルに応じて)(+魔力の6.5%) ⇒ 軽減後ダメージの67%、上限は12~40(レベルに応じて)(+魔力の7%)ケネン
メイジのレジェンダリーアイテムとして常態化しないように「ヘクステック ロケットベルト」に調整を行ったことで、ケネンは他のチャンピオンに遅れを取るようになりました。そこで、その補償となる強化を行い、上手く側面から回り込んでアルティメットスキルで敵チームを一掃できるチャンスを得られた際のメリットを高めました。
R - 雷撃の大嵐
増加防御力:20 / 40 / 60 ⇒ 25 / 50 / 75
ダメージ:40 / 75 / 110(+魔力の22.5%) ⇒ 40 / 80 / 120(+魔力の25%)
最大ダメージ:300 / 562.5 / 825(+魔力の168.75%) ⇒ 300 / 600 / 900(+魔力の187.5%)ナサス
ナサスジャングルは非常にユニークで面白いピックだと思いますが、その一方でトップレーンのパフォーマンスが大きく遅れを取っています。そこで、これら2つの役割における純粋なパワーの差を縮められるように、Qのスタック獲得量を調整しました。
Q - サイフォンストライク
スタック:3、チャンピオン、大型ミニオン、モンスターに対しては12 ⇒ 4、チャンピオン、大型ミニオン、モンスターに対しては10に増加ポッピー
ポッピーはタンクとしてデザインされているものの、そのプレイスタイルが序盤からスノーボールするファイターに偏りすぎており、現在ではタンク向けのルーンやアイテムよりも「ヘイルブレード」や「サンダード スカイ」を選択するまでになっています。そこで、序盤の攻撃力系ファイターとしてのパワーを抑えて、代わりにタンクとしてのパワーを強化するために、耐久力によるスケーリングを大幅に高め、レベルによるマナの増加量も十分に高めることで、戦闘が長引いてもすぐにリソースが枯渇しないようにしました。
基本ステータス
攻撃力:60 ⇒ 56
体力自動回復:8 ⇒ 9
マナ:280 + 40/レベル ⇒ 300 + 45/レベルQ - ハンマーショック
ダメージ:30 / 55 / 80 / 105 / 130 (+増加攻撃力の100%) (+対象の最大体力の9%)、これを2回 ⇒ 30 / 55 / 80 / 105 / 130 (+増加攻撃力の75%) (+対象の最大体力の7 / 7.5 / 8 / 8.5 / 9%)、これを2回
対象の最大体力に応じたダメージのモンスターへの上限:75 / 105 / 135 / 165 / 195 ⇒ 85 / 120 / 155 / 190 / 225
スロウ効果:20 / 25 / 30 / 35 / 40% ⇒ 20 / 23 / 26 / 29 / 32%(+増加体力1000ごとに8%)W - ステッドファスト
合計物理防御と魔法防御:12%、最大体力が40%未満の場合は2倍 ⇒ 16%、最大体力が40%未満の場合は2倍アイテム
バーサーカー ブーツ
「バーサーカー ブーツ」はしばらくの間、パワーが低い状態が続いていましたが、ボットとミッドの攻撃力系チャンピオンの現在の状況を鑑みて、今がこのアイテムに強化を行うのに最適なタイミングだと考えました。
攻撃速度:25% ⇒ 30%
T3の攻撃速度:40% ⇒ 45%ブラック クリーバー
「ブラック クリーバー」は、コアな攻撃力系ファイター向けのアイテムというよりも、スモルダー/セナ用のアイテムになっています。そこで、攻撃力系ファイター向けにこのアイテムを強化しつつ、遠隔チャンピオンにとっては強くなりすぎないように、移動速度増加効果に近接/遠隔の補正を再度追加しました。
攻撃力:+40 ⇒ +45
熱情の移動速度:2秒間、20 ⇒ 2秒間、[20(近接)||10(遠隔)]赤月の刃
同様に、「赤月の刃」も脅威系ではない、高価な序盤向けの攻撃力アイテムの選択肢として、攻撃力系チャンピオンにとっての優先度が下がっています。そのため、十分に強化する余地があると考えました。
ダメージ:対象の最大体力の[6%(近接)||4%(遠隔)] ⇒ 対象の最大体力の[8%(近接)||5%(遠隔)]
シールド:[160 + 増加攻撃力の40%(近接)||80 + 増加攻撃力の20%(遠隔)] ⇒ [150 + 増加攻撃力の40%(近接)||75 + 増加攻撃力の20%(遠隔)]ルナーン ハリケーン
ADCが多様な攻撃速度/クリティカル系アイテムをビルドするようになったため、「ルナーン ハリケーン」はこの一年間ですべてのコアユーザーを失いました。そこで、重複不可効果と移動速度を強化し、プレイヤーがこの効果の位置取りの要件を活かしやすくしました。
移動速度:4% ⇒ 5%
「連撃の風」の矢のダメージ:攻撃力の55% → 攻撃力の65%ステラックの篭手
「ステラックの篭手」もまた、「ガーディアン エンジェル」に活躍の場を奪われ、ジャガーノート/ダイバー向けの最高峰の集団戦用アイテムとしての地位を失っています。私たちは、これらのチャンピオンにとっては、「ステラックの篭手」の方が遥かに健全な選択肢だと考えています。
増加攻撃力:基本攻撃力の45%⇒ 基本攻撃力の50%
サンダード スカイ
その一方で、「サンダード スカイ」は、この1年間メタの中心であり続けた攻撃力系ファイター向けのアイテムです。集団戦で効果を連続発動させてリスクの高いエンゲージをギリギリで生き延びるというプレイはエキサイティングな一方で、ライフスティール系アイテム以上に体力を回復してしまうほど活用方法が最適化されてしまっている状況では、少し強力すぎると感じます。
レシピ:トンネル掘り (1150ゴールド) + コールフィールド (1050ゴールド) + ルビー クリスタル (400ゴールド) + 500ゴールド ⇒ トンネル掘り (1150ゴールド) + コールフィールド (1050ゴールド) + 900ゴールド
体力回復量:基本攻撃力の[100%(近接)||50%(遠隔)] + 減少体力の6% ⇒ 基本攻撃力の[90%(近接)||45%(遠隔)] + 減少体力の4%
体力:+400 ⇒ +450サンファイア ケープ
「サンファイア ケープ」は購入率と勝率の両方で強力なアイテムであり続けていますが、プレイヤーからこのアイテムに対する不満の声が繰り返し寄せられており、それは「ホロウ レディアンス」と直接比較されることが理由となっています。これを受けて、「ホロウ レディアンス」に合わせてコストを引き上げ、パワーを対人戦でのダメージにシフトさせることで、遜色のない強みが感じられるようにしました。
ダメージ:20(+増加体力の1%) ⇒ 20(+増加体力の1.5%)
ミニオン/モンスターに対する補正:ミニオンには160%、モンスターには200% ⇒ ミニオンには150%、モンスターには180%
レシピ:600ゴールド ⇒ 700ゴールドチェーンレースド クラッシャー
相変わらず、ミッドレーンの防御系ブーツの最適化によって、アクションが停滞させられていると感じられています。このパッチでは、メイジのパワーをボットレーンからミッドレーンに戻す調整を行っていることから、この機会にミッドレーンでメイジに対してカウンターとなるアイテムに弱体化を行いました。
魔法防御:+30 ⇒ +25
連呪使いのブーツ
「チェインレースド クラッシャー」の変更とあわせて、ミッドとボットのメイジのバランスにさらなる影響を与えるために、「連呪使いのブーツ」を強化しました。
魔法防御貫通:18 + 8% ⇒ 20 + 8%
ティアマット
ハイドラ系アイテムを購入する場合ですら、他のすべての素材を揃えるまで「ティアマット」は購入しないのが最適という状況に陥っています。これは良くありません。
攻撃力:+20 ⇒ +25
システム
ADCの魔法防御
ミッドレーンのブーツ報酬への変更に加えて、試合序盤にメイジに対抗できるように、すべてのADCチャンピオンの魔法防御に調整を行いました。また、これはミッドレーンで苦戦している一部のチャンピオンの手助けにもなると考えており、アクシャンやトリスターナなどの攻撃力系チャンピオンが活躍できる状況が増えることで、ジャングルのメタが攻撃力系ファイター以外にも多様化されると考えています。
対象となるチャンピオン:アクシャン、アフェリオス、アッシュ、ケイトリン、コーキ、ドレイヴン、エズリアル、グレイブス、ジン、ジンクス、カイ=サ、カリスタ、キンドレッド、コグ=マウ、ルシアン、ミス・フォーチュン、クイン、サミーラ、セナ、シヴィア、スモルダー、トゥイッチ、ヴァルス、ヴェイン、ザヤ、ユナラ、ゼリ
魔法防御:30 + 1.3/レベル ⇒ 33 + 1.1/レベル
トリスターナの魔法防御:28 + 1.3/レベル ⇒ 33 + 1.1/レベルジャングルペット
また、ジャングルのメタの多様性の拡大に関して、メイジおよびタンク系のジャングラーが現在の攻撃力系ファイターばかりのメタに対抗できるように、ジャングルペットのスケーリングに調整を行いました。
通常攻撃ごとのダメージ:20~150(レベルに応じて)(+増加攻撃力の10%)(+魔力の12%)(+増加物理防御の20%)(+増加魔法防御の20%)(+増加体力の3%) ⇒ 20~150(レベルに応じて)(+増加攻撃力の10%)(+魔力の16%)(+増加物理防御の25%)(+増加魔法防御の25%)(+増加体力の4%)
サポートロールクエスト
最後に、サポートロールクエストの進行に調整を行い、試合序盤から頻繁にロームするデメリットを拡大するために、ボットレーンを離れている間のペナルティーを増加させ、ミニオンにラストヒットを行うよりもチャンピオンと戦闘することで多く得られていた進行ボーナスを削除しました。
チャンピオン/タワーへのダメージによるスタック消費:22(近接) || 20(遠隔)と24(近接) || 22(遠隔) ⇒ 18と21
クリープスコアによるスタック消費:15と20 ⇒ 18と21
ミニオンのクリープスコア経験値/ゴールドのペナルティー:レベル3まではボットレーン以外で-25% ⇒ レベル5まではボットレーン以外で-33%
「クラシック」に関するバランス調整に加え、新たに「妖精の王宮」シリーズのスキンも登場するパッチ「26.16」。

サモナーズリフト以外のモードに関する調整やバグ修正など、詳細な変更についてはパッチノート全文をご覧ください。