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SHG Marble「力は見せられたが、勝てる試合を取り切れず悔しい」―Split1王者のTSWに善戦も惜敗。さらなる完成度アップを目指す【LCP 2026 Split2】

惜しくもTSWに敗れたSHGからMarble選手にインタビュー。試合の感想を聞きました。

ハル飯田

ハル飯田

2026年4月19日、『リーグ・オブ・レジェンド』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」Split2 Week3Day2の対戦が行われ、「Fukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)」が昨季王者の「Team Secret Whales(TSW)」と対戦しました。

ここまで開幕から2連勝と勢いに乗るSHGはGame1でも好調ぶりを発揮。各レーンで有利を築くと、エンゲージの難しい構成ながらEvi選手のランブルによるイコライザーが的確に決まるなどファイトの勝利を重ね、ロングゲームを勝ち切ります。

しかしGame2からはSplit1王者のTSWも本領を発揮。アーリのカウンターとしてリサンドラを当てるなど強気なピックで序盤からリードを握ります。SHGもファイトの勝利からバロンを獲得し一時逆転に成功しますが、最後はお互いにJGのいないエルダードラゴンの取り合いを制したTSWが勝利し、1-1の対スコアへ。

迎えた決着のGame3は両チームともに集団戦を睨んだチャンピオン構成となりましたが、TOPサイドの突発的なファイトでTSWのJG・Hizto選手に3キルが集まったことでマップ全体の主導権を握られる展開に。その後はオブジェクト周辺でのスノーボールに成功したTSWが勝ち切り、試合は1-2でSHGの敗戦となりました。

試合後、SHGのBOTを務めるMarble選手に激戦となった試合の感想を聞きました。

「中盤からのファイトの上手さがまだまだ足りない」

――お疲れ様でした。最初に試合の感想をお願いします。

Marble:Game2もGame3も勝てる内容だっただけに、負けてしまって悔しい気持ちでいっぱいですね。

――ご自身の今日のパフォーマンスについてはどのように振り返りますか。

Marble:Game2の序盤(が苦しかったこと)は仕方なくというか、序盤耐えて後半キャリーするコンセプトではありましたし、エルダーの展開まで行けたのは良かったんですけれど、そこでのファイトの内容が良くなかったですね。

Game3もスカトルファイトで2キル取ってスノーボールしていける展開だったんですが、そこからの1キルを拾えなかったのがすごく悔しいし、うまく有利に繋げられなかったのが残念です。

――今日は勝利したGame1がルシアンのプレイでしたが、チーム全体で殆どCCがない特徴的な構成でした。それでもレーンから勝っていく展開をうまく成功させダメージもかなり出ていましたが、かなり難しい構成でしたしロングゲームにもなりました。どういったことを意識してプレイしていましたか。

Marble:スクリムと違ってバードのプレッシャーをすごく感じましたね。MIDにスワップした後もバードが少し視界外に消えるだけでJGの圧を感じてやりづらいゲームではあったんですが、その中でも上手く前ブリンクや(ルシアン&ミリオの)レンジの長さを生かしてアドバンテージを取っていくってことができましたね。

――Game2のBOTはシヴィアとラカンのピックで、Game3はカイ=サとレルの組み合わせになりました。Split2の始まった時点ではエンチャンターSUPが強いメタと言われていましたが、今日このようなドラフトになった理由も含めてBOTの現状のメタの印象を聞かせていただけますか?

Marble:やっぱりレーンの主導権、レーンでのアドバンテージがすごく大事なメタで、その主導権を取りやすいエンチャンターが最初に出てくることが多いですよね。Game3でもナミ、ルルが残っていたので僕らとしてはそのピックの取り合いになるかなと思ったんですけれど、相手がノーチラスをピックしてきました。ノーチラスはエンチャンターにも有効なピックで、コーキ&ナミやルル&ユナラといった並びに対して牽制するピックをしてきたので、こっちもタンクサポでやろうという感じで応じました。

――なるほど、ありがとうございます。最終的に1-2というスコアになりましたが、TSWは客観的に見ても現在のLCPでもトップのチームで、その相手に対して上手く戦えたという見方もできると思いますが、最初にお話いただいたように勝てる試合を取れずに悔しいという評価になりますか。

Marble:そうですね。Game1が取れて内容も良かっただけに……Game3に関してはあっけなく負けてしまいましたし、Game2は僕らが後半に行くほど強いピックを取れていたにも関わらずファイトの上手さで負けてしまったのが悔しいですね。

――Split1でもTSW戦は良い展開になってもファイトの上手さで逆転される試合がありました。それでも先週の大逆転も含めてSHGの完成度は上がりつつあるのかなと思うのですが、今のチームの仕上がりについてはどう感じていますか?

Marble:序盤はすごく上手く立ち上がれていると思うんですが、中盤や後半のファイトの上手さなどはまだまだ足りてないと思うので、スクリムやチームとのコミュニケーションを取りながらそこの修正をしっかりやっていくしかないのかなと思います。

――ちなみに本日はEvi選手と2v2への出場もありました。以前はVan選手に任せているとのことでしたが、この出場はどう決めたのでしょうか。

Marble: VanとVstaが何度も出たのでそろそろ別の人に出て欲しいということで、Ariaさんが単純に「やりたくない」そうなので、じゃあ俺らがやるかみたいな感じでした。

――お見事なジリアンでしたね。

Marble:ありがとうございます。なんかわかんないですけど、結構得意なピックではあるんで出しました(笑)。

Marble選手のジリアンによる2マンスタンが決め手に

――その2vs2に勝利してファーストセレクション権を得ましたが、ブルーサイドの選択になりました。ここはチームの戦略にも関わると思いますが、やはりサイドの価値が高いという判断だったのでしょうか。

Marble:そうですね。どこまで話せるかは難しいのですが、ブルーサイドはマップの構造的にBOTの主導権があるとチームとしてもやりやすいですし、特に(フィアレスドラフトの)Game1はOP評価のチャンピオンがたくさん空いているので。

――ありがとうございます。今日は惜しくも敗戦となりましたが良い内容もあったと思います。プレイオフに向けての順位やチャンピオンシップポイントも重要になってきますので、次の試合に向けての意気込みとファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

Marble:現状1位のチームに勝てはしなかったんですが1本取れて、内容も惜しい試合もあったので、そこは力は見せつけられたのかなとも思います。次はDCG戦ですよね。すごく序盤からファイトを仕掛けてきてファイトも上手いチームなんで、しっかりそこに対応できるようにして、しっかり勝ち切って、もうプレーオフ確定ぐらいまではスムーズに行きたいですね。

――ちなみにSHGは少しコンディション面が先週のトピックになったかなと思いますが、Marble選手は体調管理のために何か意識していることはありますか?

Marble:「8時間睡眠を取る」ことは決めています。あとはしっかり3食摂るとか外に出て日光を浴びるとか……まぁ健康のための最低限と言えるようなことかも知れませんが、そういったことはルーティーンに組み込んでいますね。あまり外出しないので、ビタミン剤などのサプリで補うようにもしています。

――Split2も後半戦に向かいますので、体調に気を付けて頑張ってください。本日もありがとうございました。

Marble:ありがとうございます。


「LCP 2026 Split 2」は、全8チームによるBo3のシングルラウンドロビンでレギュラーシーズンを実施。上位6チームがBo5形式のプレイオフへと進出します。プレイオフ優勝チーム、そして試合結果や順位に応じて加算される「チャンピオンシップポイント」最上位チームが国際大会「MSI」への出場権を手にします。

SHGの次戦は4月26日、Match1にて「Relove Deep Cross Gaming(DCG)」との対戦が予定されています。

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