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中国・上海で開催中の『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」。10月30日にはEMEA第1シードのG2 Esports(G2)とLPL第3シードのTop Esports(TES)の対戦がBo5で行なわれました。
Game 1は序盤からTESがじわじわと有利を築き上げ、ドラゴンソウルのタイミングで集団戦に勝利し、流れるようにネクサスを破壊しました。しかしGame 2は逆の展開に。G2が序盤から有利を掴み、全員でラインを上げての猛攻がささって見事にゲームを制しました。続くGame 3では再びG2リードでゲームを進めたものの、中盤の集団戦でTESが逆転してゲームにも勝利。2-1で王手をかけます。
後がなくなったG2はGame 4でこだわりのレッドサイドを捨て、ドレイヴンを起用して勝負に出ます。しかし、アタカンスティールをきっかけに有利を広げたTESが最終的に勝利を収めました。
本稿では、試合終了後に韓国語放送で実施された369選手の勝利インタビューの翻訳をお届けします。

――勝利したTESの369選手にお越しいただきました。勝利おめでとうございます。恭喜!(中国語で「おめでとう」の意味)G2を相手に勝利しベスト4進出にも成功、そして去年のMSIのリベンジも叶えました。感想はいかがですか。
369:ベスト4に進めてめちゃくちゃ嬉しいです。そしてリベンジのほうは、当然のことだと思います!
――今回のWorldsではG2がレッドサイドを好んでおり、これまでにも様々なピックを披露してきましたが、今日もやはりレッドサイドを選択してスレッシュやアイバーンのようなピックが出てきました。試合に臨むにあたってバンピック面ではどんな点に一番気をつかっていましたか。
369:それぞれが自分のやるべきことをしっかりやれれば、それで十分だと思います。
――では、最後のゲームでラストピックにドレイヴンが登場したとき、選手たちの反応はいかがでしたか。
369:うーん、あのバンピックについては、彼らはたぶん序盤からボットレーンで有利をとって戦いたかったんだと思います。そしてトップレーンのほうは後半にプレッシャーがかけられるチャンピオンを選択したと思います。それで彼らにスワップを強いる形になりました。
――Game 1ではTESの強さが出ましたが、Game 2ではG2の底力が出ていたと思います。1本取られたあと、どのように試合を進めていこうと考えましたか。
369:Game 2は、ちょっとしたミスのせいでスノーボールされてしまいました。でも中盤に取り返したんですよ。その後チャンスを伺ってまたミスしてしまい、またリードを渡してしまいました。でも劣勢から一度は取り返せたので、みんなも悪くない感じでした。

――今回のWorldsを通じて、TESがさらにしっかりしたチームになってきていると感じます。現在のチームワークについてどう考えているか、そしてご自身のパフォーマンスについてどう思っているか聞かせてください。
369:僕はみんながすごく上手くプレイしていたと思うし、みんなもとても自信を持っていましたね。
――明日の試合結果によって、ベスト4の対戦表が決まります。T1かAnyone's Legend(AL)、どちらのチームと対戦することになる予感がしますか。
369:ALのほうがスイスステージでパフォーマンスが良かったと感じたので、ALが勝ち上がってきそうですね。
――個人的に、このチームと対戦したいという希望の対戦表はありますか。
369:僕はALと対戦したいです(笑)。
――果たしてLPL対決が実現するのか、実現するならどんなパフォーマンスが飛び出すのか、とても気になりますね。今日の勝利とともにTESが本当に久しぶりにベスト4のステージに足を踏み入れることになりました。ベスト4の意気込みをひとことお願いします。
369:またベスト4に進めたのならば、僕としては今回のチャンスを大切にしたいですね。次またチャンスがあるとは限らないので。
――インタビューありがとうございました。
