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中国で開催中の『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」。北京で行なわれたスイスステージで勝利を収め、見事ノックアウトステージ(ベスト8)進出を果たしたLCP第1シードのCTBC Flying Oyster(CFO)。会場を上海へと移し、最初のBo5の対戦相手となったのはLCK第3シードのKT Rolster(KT)でした。
10月29日に行なわれたKT戦で、CFOはベスト8の壁を目の当たりにします。すべてのゲームで自分たちのやりたいプレイをさせてもらえず、終始リードを取られる展開に。瞬間的にキルを取ったりスティールしたりと強さの片鱗は見せたものの、残念ながら0-3で敗北し今年のCFOのWorldsはベスト8敗退となりました。
本稿では、試合終了後に台湾華語放送で実施されたChawyコーチのインタビューの翻訳をお届けします。

――今回はCFOのChawyコーチにお話を伺っていきましょう。まずは皆さんにご挨拶をお願いします。
Chawy:はい、皆さんこんにちは、Chawyです。
――今回のWorldsは終わりとなりましたが、本当にお疲れさまでした。まずはChawyコーチの今のお気持ちについてお伺いしたいです。
Chawy:うーん、率直に言ってすごくつらいですね。我々は誰よりも勝ちたかったんですけど、今日はKTのほうが我々よりはるかに強かったように思います。
――そうですね。今日の試合内容もだいぶ苦しかったと思います。お伺いしたいのですが、KTとのBo5の対戦は今回のWorldsの道のりのなかで最も難しく最も厄介な相手だったと感じていますか。
Chawy:はい、そうですね。実際に戦ってみて、KTは我々に対してちょっとカウンター気味のチームだと気づきました。私たちはKTの研究をして準備していたのですが、彼らはサイドレーンでもチーム全体の戦い方でもすべてにおいてチャンスを与えてくれませんでした。CFOはこれまでずっとチャンスを掴む能力に頼って中盤以降にチャンスを掴んできましたが、KT戦では基本的にチャンスを掴ませてもらえなかったんです。

――それも非常に残念だったと思います。では最後に、今回のWorldsの旅路は終わってしまいましたが、CFOやLCPを応援してくれたファンの皆さんに何か伝えたい言葉はありますか。
Chawy:ちょっと考えますね……。まずは皆さん、ここまでずっと我々を応援してくださってありがとうございました。今年は本当にすごく大変で、私たちはかなり疲れてしまいました。というのも、今年はずっと国際戦を戦っていて休む時間がすごく少なかったんです。私としては今年は皆さんの期待していた目標には到達できたと思っています。ただ、ベスト4に行けなかったことだけは残念ですね。最後に皆さんにお願いしたいことがあります。選手たちは本当に頑張ってくれました。皆さんどうか、あまり彼らを責めないであげてほしいです。
――Chawyコーチ、ありがとうございました。私もそうですが、皆さんもCFOに「ありがとう」の言葉を伝えたいんじゃないかなと思います。LCPの代表として、LCPファンの想いを背負って、我々に再び夢を見させてくれました。ありがとうCFO、本当にお疲れさまでした。
