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中国・上海で開催中の『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」。10月29日に行われたノックアウトステージの準々決勝でKT Rolster(KT)とCTBC Flying Oyster(CFO)が対戦しました。試合後、CFOのHongQ選手にオンラインでインタビューする機会がありましたので、その模様をお届けします。

――まず、今日の試合の感想をお願いします。
HongQ:ちょっと、空っぽな感じがします。負けた瞬間、静寂でした。ただただ、空っぽな感じでした。
――対戦相手のKTに完全に封じ込められてしまった印象ですが、今日の試合運びがうまくいかなかった要因は何だったんでしょうか?
HongQ:レーン戦でいくつかミスがありました。その後もチームファイトでポジションをうまく取れていなかった場面もあったので、この2つが主な原因だと思います。
――今日の試合では、以前からHongQ選手が憧れと語っていた、KTのBDD選手との対戦が実現しました。実際に対戦した感想はいかがですか?
HongQ:実はかなり嬉しく思っています。レーン戦でも集団戦でも、彼は完璧に仕事をこなしていたと思います。彼は非常にバランスの取れたMIDレーナーだと思いますね。

――試合に敗れてはしまいましたが、台湾地域として10年ぶりのベスト8進出を果たしました。そのことについてはどのように感じていますか?
HongQ:私たちのことを応援し、ベスト8進出を心待ちにしていた友人やファンの皆さんのために、この試合を戦えたことを大変嬉しく、また光栄に思います。とは言っても、残念ながら私たちの旅はこの準々決勝で終わってしまいましたがね……。
――今シーズン、CFOは「First Stand」から「MSI」、そして「Worlds」と、国際戦での活躍で多くのファンを獲得したと思います。そのことを実感することなどはありますか?
HongQ:確かに「First Stand」と「MSI」でのパフォーマンスを通じて、多くの新たなファンを獲得できたと思います。また、私たちの活躍を見て、今回のWorldsにも期待を寄せてくれていました。個人的にはとても嬉しく、驚きを感じています。
――HongQ選手は1年目の新人選手でありながら、今シーズンは世界を驚かせる活躍をしてきました。自身がここまで良いパフォーマンスを続けられた要因は何だと思いますか?
HongQ:最大の理由は環境だと思います。素晴らしいチームメイト、コーチ陣、そしてスタッフに支えられてきましたし、チーム内で互いに良い影響を与え合って成長できました。これらが1年目から高いパフォーマンスを発揮できた主な要因だと思います。
――今シーズンを振り返ってみて、自分自身のパフォーマンスに点数をつけるとしたら何点くらいだと思いますか?理由も一緒に教えてください。
HongQ:総合的に80点くらいですかね。「First Stand」から「MSI」を経て、今や国際大会の舞台に立つまでに、私たちは短期間で非常に大きく成長できました。世界中の観客や、私たちの試合を観ている全ての人々も、同じように感じてくれていると思います。
――来シーズンを含め、今後の目標などがあれば教えてください。
HongQ:今は来シーズンのことなどについては、特に考えていません。一旦、今年が終わるのを待って、来年を楽しみにしようと思っています。
――同じLCP地域ということで、日本でも多くの人がCFOのことを応援していました。最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
HongQ:日本にいるファンの皆さん、これまでずっと応援してくれて、本当にありがとうございます。皆さんの支えに心から感謝しています。

<翻訳協力:eiko>