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中国・上海で開催中の『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」。10月29日にはKT Rolster(KT)とCTBC Flying Oyster(CFO)がBo5で対戦しました。KTは、すべてのゲームにおいて序盤から有利を掴んでCFOを圧倒。ほぼ完璧とも言えるゲームメイクと個人技を見せ、3-0で勝利しベスト4進出を果たしました。
本稿では、試合終了後に韓国語放送で実施されたBdd選手の勝利インタビューの翻訳をお届けします。

――勝利とともにベスト4へ進出したKT RolsterのBdd選手にお越しいただきました。勝利おめでとうございます。
Bdd:ありがとうございます。
――最初にベスト8進出が決まり、今日はこうしてベスト4に進むことができました。感想はいかがですか。
Bdd:思ったよりすごく良いパフォーマンスでキレイに勝つことができたと思うので、とても嬉しいです。
――KT Rolsterのチーム設立以降初のWorldsベスト4のステージとなり、Bdd選手も2021年以来2度目のベスト4進出となりました。非常に意味のあることだと思うのですが、いかがでしょうか。
Bdd:うーん、もちろん嬉しくはあるんですけどちょっと運が良かったのもあったかなと思っていて、そのおかげでスムーズに勝ち上がれたという気がしています。
――約2週間ぶりの試合となりました。Bdd選手もインタビューで「試合の感覚を失わないことが本当に重要になると思う」とおっしゃっていましたが、どうやってステージの感覚を失わないように集中して努力し続けてきましたか。
Bdd:実を言うとそれは僕らのほうで何かできることではないと思っていて少し心配していたんですけど、思ったより感覚が維持できていたのでうまくいきましたね。
――では今日の試合内容について、かなり早い段階で相手チームを制圧して勝利を重ねました。実はCFOのほうが非常に素早いプレイで勝利をもぎ取るチームとして有名でしたが、KTのスピードに完璧に抑えられてしまっていた感じだったと思います。今日はどんな点で相手を上回ったと思いますか。
Bdd:相手チームがやろうとしていることを、こちらがうまくキャッチできていた気がしますね。集団戦でも僕らのほうが良いプレイを何度も見せていたので、そういった点で上回れたと思います。
――そして今日は、Bdd選手に憧れていたというHongQ選手とのミッド対決となりました。これからまだ先が長く明るい未来のあるHongQ選手にひとことお願いします。
Bdd:今日HongQ選手と初めて対決しましたが、すごく上手かったです。練習でも当たったことがなくて大会で初めて対戦したんですけど、今後が非常に期待できる選手なので、今日負けたからと言って落ち込まずにしっかり前を向いて進んでいってくれたらいいなと思います。

――KT Rolsterはスイスステージからマッチ全勝であり、すべてのゲームにおいても7連勝でベスト4まで進出しましたが、現在のチームの調子についてどう考えていますか。
Bdd:僕らって良いときと良くないときを行ったり来たりしているチームなんですけど、今回ばかりは上手くやれていると思います。それでもちょっと不安なんですけど(苦笑)。みんなで一丸となって頑張れそうな気はしています。
――この勢いに乗って、次のベスト4ではGen.Gとの対決となりました。プレイオフではGen.Gを倒してWorlds直行となりましたが、次のベスト4に対する予想はいかがでしょうか。
Bdd:今大会に臨むにあたってどこのチームが勝ちそうだとか負けそうだとかそういったことより「運命に任せよう」という考えで臨んでいるので、Gen.G戦もどうなるかはわかりませんけど(苦笑)、しっかり頑張らないといけないなと思いますね。
――運命がどんな方向へ向かうのか、とても気になりますね。韓国でも現地でも、本当に大勢のKT Rolsterファンの皆さんが今日の勝利のために応援していましたし、現在LoL Parkでのパブリックビューイングにも多くの方が会場を訪れて声援を送ってくださいました。ファンの皆さんに向けてひとことお願いします。
Bdd:遠い場所から応援してくださったり、今回会場に来てくださったファンの皆さんもかなりいたようで、いつも変わらぬ応援をありがとうございます。後悔が残らないように一生懸命頑張って、良いところをお見せできるよう努力したいと思います。
――ありがとうございました。後悔のないKT RolsterのWorldsを期待しています!
