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中国・北京で開催中の『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Worlds 2025」。スイスステージ最終日となった10月25日には、LCP第1シードのCTBC Flying Oyster(CFO)とAME第1シードのFlyQuest(FLY)が対戦しました。
負けたら敗退という重要な戦いとなりましたが、Game 1は熾烈な戦いが繰り広げられるシーソーゲームの展開に。若干の有利を築いていたのはFLYでしたが、バロンファイトをきっかけに逆転に成功したCFOが、45分にも及ぶロングゲームを制しました。続くGame 2は、CFOがドレイヴンを起用する戦略とゲーム中の巧みな駆け引きでFLYを翻弄します。FLYも奮闘したものの、CFOがダメ押しのアタカンファイトで勝機を掴んでGG。最終的に2-0でCFOが勝利し、ノックアウトステージ進出を果たしました。
本稿では、試合終了後に韓国語放送で実施されたDoggo選手の勝利インタビューの翻訳をお届けします。

――CFOのDoggo選手にお越しいただきました。ベスト8進出おめでとうございます。恭喜!(中国語で「おめでとう」の意味)
Doggo:カムサハムニダ!(韓国語で「ありがとう」の意味)
――勝利とともにベスト8進出を果たしました。以前、LMS時代のahq eSports ClubとFlash Wolvesが2015年にベスト8に進出した以来、10年ぶりにLCPチームがベスト8に進出したということで、感慨深いのではないでしょうか。
Doggo:以前まだプロでプレイしていなかったころ、ただ憧れているだけだったころは、ベスト8に行くのってそんなに難しいことなんだろうかと思っていたんです。だけど今回、これは本当にとても難しいことなんだと気づきました。だからこそ、今回ベスト8に進出できたことはめちゃくちゃ嬉しいです。
――改めて勝利、本当におめでとうございます。Game 2についてお伺いしたいのですが、ドレイヴン・ニーコという非常に素早く進めなければならない構成を持ってきました。レーン戦だけは絶対に自分たちが負けないぞ、という自信が根底にあったのでしょうか。
Doggo:もちろん自信はありました。LPLにいたときに、当時はフィアレスもなかったのでこの構成を何度もやったんです。実戦で鍛えられたので、それが今回の対戦にも生かせたと思います。
――そしてDoggo選手の果敢なプレイが今大会ずっと目立っていて、1v2の状況でもダメージトレードを行おうとする姿がとても印象深かったです。あのような判断はご自身で下してプレイしているのでしょうか。
Doggo:慌てないことが一番重要だと思いますね。そのときの状況と自分のアイテムを見て、相手がふたりいるのに僕に勝てないならサポートにワードを差してもらうなどもできると思います。

――Doggo選手は今回のWorldsで非常に実力が上がったという評価が多いですが、ご自身でも同意しますか。
Doggo:それは戦績やデータでお答えしなければならないと思います。僕らが最後まで勝ち上がることができたらどんどん輝けると思いますし、その言葉にも同意できるでしょう。
――CFOは、もう立派な強豪チームとして評価されています。どこまで飛躍できるか、ベスト8とその先のブラケットについて意気込みをひとこと聞かせてください。
Doggo:意気込みとしては、皆さんが僕らのことを弱いチームだと思わずに強豪チームと言ってもらえるなら、僕らも強豪チームにふさわしくなれるようチームファイトもしっかりやって試合も一生懸命頑張って、さらに勝ち進めるよう努力したいと思います。
――今後のパフォーマンスも本当に楽しみです。インタビューありがとうございました。
