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『VALORANT』新エージェント「ヴィトー」公開―相手のアビリティを“無効化”…ブリムのアルティメットを耐え、レイズのロケットも受け止める新しいセンチネル

新エージェント「ヴィトー」がお披露目。サイト守りに特化したセンチネルとして『VALORANT』に新たな戦術をもたらします。

佐藤 颯哉

佐藤 颯哉

「VALORANT Champions 2025」のグランドファイナルにて、新エージェント「ヴィトー」がお披露目。アビリティやアルティメットの詳細が明らかになり、併せてデベロッパーコメントも公開されました。10月7日に登場予定です。


新エージェント「ヴィトー」―サイト守りに特化したセンチネル

セネガル出身の「ヴィトー」は新しいセンチネルとして『VALORANT』に参戦。ヴィトーは制御不能なDNA変異によって力を得た武闘派の精鋭で、敵のパワーとテクノロジーを無効化し、戦いのルールを塗り替えます。相手の破壊可能なユーティリティーを破壊することのできる「インタセプター」や、相手のユーティリティーによるブラインドやスタンなど、自分へのデバフとダメージを打ち消すことのできるアルティメット「エヴォリューション」など、相手のアビリティ、アルティメットを無効化し、銃撃戦をメインにサイトを守ることに特化したエージェントです。

チョークホールド

変異から生じた粘性の欠片を構える。「発射」で投げる。欠片は着弾すると展開され、敵をその場に拘束するトラップを生成する。拘束された敵は聴覚を奪われ、「衰弱」効果を受ける。敵は起動前のトラップを破壊可能。

クロスカット

渦状の物体を装備する。「発射」で地面に設置する。範囲内で渦を見ている間に再発動すると、渦の位置にテレポートする。購入フェーズ中、渦は回収して再設置が可能。

インタセプター

インターセプターを構える。「発射」でインターセプターを指定の地点に設置する。設置後、「再使用」で起動できる。起動中は、プレイヤーに当たると跳ね返るユーティリティーまたは銃撃により破壊可能なユーティリティーを破壊する。敵はインターセプターを破壊可能。

エヴォリューション

即座に完全変異を開始し、バトルスティムと回復を獲得する。また、あらゆるデバフ効果が無効となる。

「ヴィトー」デベロッパーコメント

――ヴィトーのデザインに込められた狙いは何ですか?

ゲームデザイナー Nicholas Smith:

ヴィトーの能力はユーティリティーへの対抗を中心としており、プレイヤーにより強力な防衛の足がかりを与えることを意図しています。現状は多くのチームがリテイクに時間を費やしており、もちろんそれ自体は効果的な戦略なのですが、持ち場を守る際の選択肢をもっと増やしたいと考えたのです。ユーティリティーのサイズを小さくしたことなど、すでに導入していたシステム上の変更に加えて、ヴィトーにはプレイヤーがサイトの防衛や管理をより確実に行えるエージェント固有の能力を与えました。

――ヴィトーのゲームプレイのスタイルを言葉で表現するなら?

Nicholas Smith:

ヴィトーは大胆不敵です。対戦相手のプレイが時間の経過とともに変化するのに合わせて、柔軟に対応を変えられるのが彼の強みです。例えば、彼のテレポートは位置を変える際に強力な効果を発揮し、プレイヤーが再結集、位置変更、主導権の維持などのために後退する際の選択肢となります。彼の大胆さが特に発揮されるのはアルティメットだと思います。発動すれば、かなり自信たっぷりに、下手をすれば少し軽はずみなくらいのプレイが可能になります。ヴィトーは従来通りの防御特化センチネルとしても使えますし、よりアグレッシブに攻め込むこともできます。プレイヤーの皆さんが創造性を発揮して、彼の可能性を引き出してくれるのが楽しみです。

――「ヴィトー」は現在のメタにどのような変化をもたらすと思いますか?

Nicholas Smith:

ヴィトーの登場は、確実に変化を生むと思います。特に、チームのユーティリティーへの対応ですね。プレイヤーの腕にかかわらず、サイトはユーティリティーが頻繁に使用されるゾーンになりがちですが、ヴィトーはそうしたプレイへの対策を意図しています。アルティメットが特にそうですね。ブリムストーンのアルティメットにも耐え、レイズのロケットを受け止め、戦い続けることが可能なエージェントなんです。ヴィトーがアルティメットを使っていると敵が気づいている場合でも、戦略の練り直しやより慎重な対応を迫る力を持っています。


『VALORANT』は先日「スカーミッシュ」を導入し、現在プレイ可能です。スカーミッシュはカスタム用の新たなゲームモードで、即座に戦いが繰り広げられることになる近距離戦マップで1v1から5v5までの戦闘を楽しめます。

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