7月30日に配信された『VALORANT』のアップデートにて、チェンバーのトレードマークの距離制限が撤廃される調整が行われました。この調整はパッチノートに記されておらず、アップデート後に発覚した調整内容となります。
◆チェンバーのトレードマークの距離制限が撤廃―パッチノートの記載漏れと公式が言及
7月29日にRiot Gamesが公開した『VALORANT』パッチノート11.02ではゲームエンジンのアップデートとエージェント、マップの不具合修正のみが記されており、チェンバーに関する記載はありませんでした。しかし本アップデート後、“チェンバーのトレードマークの距離制限が無くなっている”とSNSで話題に。このことについて『VALORANT』のエージェント・ライブプロダクトマネージャーを務めるtiffy氏がこれが不具合などでないことを明らかにしました。『VALORANT』公式アカウントもチェンバーのアルティメット発動時の英語ボイスになぞらえてこれを引用しています。



チェンバーは主に2022年の競技シーンで猛威を振るっていましたが、ランデブー(E)のアンカー、トレードマーク(C)の数が減少したほか、ツール・ド・フォース(アルティメット)の連射速度が低下したり、トレードマークの距離制限が付いたりと度重なる弱体化を受けていました。同じセンチネル枠のサイファーの強化や、デッドロック、ヴァイスといった新エージェントの追加もあり、チェンバーのピック率は低下していました。今回のアッパー調整を受け、コンペティティブ、競技シーンではどのような変化がみられるか。注目です。