ライアットゲームズが手掛ける人気タクティカルシューター『VALORANT』の魅力を発信する深夜ラジオ番組『まざべにのミッドナイトダブルピーク』。第89回の放送では、先日開催された「Devil Clutch杯 #2 Supported by Riot Games（デビクラ杯 #2）」の激戦を振り返るとともに、ゲストには「デビクラ杯」でまざー3さんと共に戦った麻倉シノさんが登場。大会の感想や知られざるエピソードが語られる回となりました。
◆「デビクラ杯 #2」の悔しさを語る
番組冒頭では、先日開催された『VALORANT』の大会「デビクラ杯 #2」の話題に。まざー3さんとゲストの麻倉シノさんチームは3位という結果に終わり、まざー3さんは「なんで俺はヘブンからピークしたんだ」という悔しさを率直に語り、敗戦の記憶が色濃く残っている様子を見せました。
ただ、八雲べにさんは、まざー3さんのキルが「試合を動かしていた」と話し、「まざー3さんが救ってた」と称賛。特にオーバータイムでクラッチを取った「激アツクラッチ」の場面は、「めっちゃ熱かった」と語りました。
「デビクラ杯 #2」の優勝予想について、八雲べにさんは当初、Lazさん擁するClutch_Fiさんチームが文句なしで優勝すると予想していました。同チームはスクリム（練習試合）では「2回しか負けてない」ほどの圧倒的な強さを見せていましたが、本番ではまさかの4位という結果に。大会後には、Lazさんが「お前らスクリム弱すぎだろ！」とコメントしていたことも話題になりました。
◆麻倉シノ「『VALORANT』のプロも考えていたけど…」
ゲストの麻倉シノさんは、「デビクラ杯 #2」本番を「楽しくて仕方なかった」と振り返り、このレベルの大会に出場できたことに喜びを感じたと述べました。八雲べにさんは、麻倉シノさんの実力は「VTuberの大会にはもうあなたは出れません」と断言するほど高く評価し、「強すぎます」と絶賛。
過去にまざー3さんは、敵として対峙した際の麻倉シノさんのプレイを「勘弁してよ」と感じていたと明かし、どんなエージェントでも使いこなす「マルチ」なプレイヤーだと語りました。
さらに番組では、麻倉シノさんが『VALORANT』のプロプレイヤーを目指そうと思った時期があったという、初の衝撃エピソードが語られました。しかし、元々別のタイトルで活躍していたLazさんやtakejさんのチームのプレイを目の当たりにしており、その際に「これは勝てないな」と感じ、プロへの道を断念したといいます。
◆まざー3のイニシエーター転向と麻倉シノの「伸びしろ」
今回の大会の結果を受け、まざー3さんはなんとセンチネルからイニシエーターへとロール変更したことが明らかに。これはチームメイトのmittiiiさんがより動きやすくなるための変更で、まざー3さん自身は「どっちでも行ける」と前向きな姿勢を見せました。
まざー3さんは今後、強力なイニシエーターであるcrowさんのプレイから学び、自身のイニシエーターとしてのスキル向上を目指す意気込みを語りました。crowさんのフラッシュは正確で、彼の近くにいるとキルが取れるということでした。
一方、麻倉シノさんは今後もデュエリストとしてプレイし続けると語りましたが、実は彼自身のメインロールはデュエリストではないという驚きの事実も。彼は元々イニシエーターがメインであり、最高ランクのレディアントに到達した際もイニシエーターだったといいます。今回の「デビクラ杯 #2」のためにデュエリストを練習したと語り、その「伸びしろ」に大きな期待が寄せられました。
◆麻倉シノのネオンは練習あってこその強さ
リスナーからのメッセージが紹介される中で、麻倉シノさんのネオンのプレイを称賛する声も届きました。麻倉シノさんは今回初めてネオンを本格的に使用したと話し、最初のランク戦では4キルしか取れなかったという衝撃的なスタートだったと明かしました。しかし、必死に練習し、スクリムで対戦したZETA ACADEMYのHoneyBunnyさんのアーカイブを研究し、ムーブメントを学び、本番で大きく成長できたと語りました。
「デビクラ杯 #2」の激闘、そしてプレイヤーたちの知られざる努力や成長の物語が語られた今回の放送。まざー3さんの新たなロール挑戦と、麻倉シノさんのさらなる「伸びしろ」に、今後の大会での活躍が期待されます。
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