「LCK Cup 2025」プレイイン2日目となる2月8日、HLE vs. DRXのGAME2でHLE Zeka選手が今大会初のペンタキルを獲得。そのチャンピオンがまさかの“ガリオ”ということで話題となっています。
ペンタキルが生まれたのはGAME2の試合時間37分頃、レッドバフ付近にてHLE Zeus選手のオーロラがブッシュに隠れていたDRXの選手たちによってキャッチされてしまいます。しかしHLEは人数不利のまま集団戦に持ち込むと、エルダードラゴンのバフを持ったZeka選手のガリオがすぐさま4キルを返して大暴れ。残ったDRX Andil選手は懸命に逃げるものの、クラウドソウルの速度上昇を活かしたZeka選手のガリオが最後のキルを獲得し、今大会初となるペンタキルを獲得しました。
◆ペンタキルの決め手はビルドにあり?
Zeka選手のガリオがペンタキルを獲得する直前のシーンでアイテムビルドを確認すると、一般的に競技シーンで多く見られるタンクビルドではなく、APアイテムを多く積むダメージビルドを選択していることがわかります。
競技シーンで多く見られるガリオのタンクビルドではホロウレディアンスを選択し、ウェーブクリア能力と耐久力を両立させるビルドが一般的ですが、今回Zeka選手はホロウレディアンスではなくヘクステックロケットベルトを選択。機動力とダメージを重視した珍しいビルド選択をします。
このZeka選手のビルド選択が今回のペンタキルを生み出したと言っても過言ではないのかもしれません。
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また、今回Zeka選手がペンタキルを奪った相手は、ペンタキルを逃したリアクションで大きな話題となったDRX Ucal選手ということで、SNSでも盛り上がりをみせています。
GAME2はペンタキルを獲得したHLEが勝利。そのまま、ゲームカウント2-0でHLEがDRXに勝利し、プレーオフ第5シードを確定させています。