NRG(VCT Americas)のIGLを務めるFNS選手が海外ジャーナリスト Ravish Khanna氏のインタビューに応じ、一方的な展開となった試合やチームの状態について語りました。
FNS選手は度々2025年を“最後の年”にすると発言しているなかで、Week3終了時点で1勝2敗とまずまずな状況。しかし4月5日の対G2 Esports戦では13-1(ロータス)、13-6(アセント)と惨敗とも言える内容になりました。
◆ 惨敗を喫したG2戦をFNSが痛烈に回顧
FNS選手はこの試合について“最悪の出来だった”とし、「ゲームプランも全く通用せず、試合中に適応することもできなかった。スコア以上に、相手との実力差を感じた」と厳しい表情で振り返り「勝利できたはずのラウンドを落とした場面もあった。チーム全体として、判断の遅れや焦りからくるミスが多かった」と反省を述べました。
しかしチームのポテンシャルを“信じている”と自信をみせ「スクリムでは素晴らしいパフォーマンスを発揮している。試合でその力を発揮できれば、全く違うチームになれると確信している」と今後の巻き返しに期待を込めています。
また、競技シーンの魅力について「勝てば自分の成果、負ければ自分の責任。その明確さが、自分を成長させてくれる原動力になっている」と、ストイックな一面を覗かせていました。
NRGが残すグループステージの試合は4月13日のMIBR戦、20日のLeviatán戦の2つ。Masters Torontoへの切符をかけたプレイオフへ進出することができるのか、今後のNRGの戦いに、引き続き注目です。