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Riot Gamesは2025年12月24日、「VALORANT Challengers Japan 2026」の詳細を公開しました。2026年シーズンは、Split 1での「2 Phase制」の導入や、アカデミー部門の扱いが変更されるなど、これまで以上に競技性と育成に重きを置いたアップデートが施されています。本記事では、新シーズンのスケジュールから複雑な新フォーマットまで、ポイントを絞って詳しく解説します。
2026年度は、2月から7月にかけて国内リーグが展開され、その先の「VCT Pacific Stage 2 Play-ins」を目指すことになります。

2月~3月: Split 1(Main Stage)
4月: Split 1 Playoffs
5月~6月: Split 2(Main Stage)
7月: Season Finals
8月: VCT Pacific Stage 2 Play-ins & Playoffs

Split 1では、より多くのチームにチャンスを与えつつ、高い競技レベルを維持するための重層的なトーナメント構造が採用されました。

構成: 2025サーキットポイント保有(7チーム)、Premier V25 A4-A6(6チーム)、アカデミーチーム(2チーム)
形式: ブロック制シングルラウンドロビン(全試合BO3)
進出: 上位6チームがMain Stage Phase 1へ
Main Stageは2段階のダブルエリミネーション方式で行われます。


Phase 1: 10チーム(Advance勝ち上がり6+2025 Season Finals出場4)で実施。上位2チームがPlayoffs進出。
Phase 2: Phase 1の下位8チームで再度トーナメントを実施。上位2チームがPlayoffs進出。
シングルエリミネーション方式(BO3、FinalのみBO5)。上位チームはSplit 2 Main Stageへの出場権を獲得します。
Split 2からは、アジア最高峰の舞台「VCT Pacific」への挑戦権を懸けた、よりシビアな戦いが始まります。

Advance Stage(10チーム): Premier(4チーム)とSplit 1下位チーム(6チーム)が激突。上位4チームがMain Stageへ。
Main Stage(8チーム): Split 1 Playoffs組(4チーム)とAdvance組(4チーム)による総当たり戦。上位6チームがSeason Finalsへ。
Season Finalsでは、レギュラーシーズンの成績が大きく有利に働く「変則トーナメント形式」が採用されます。

Online Day 1: 3位vs6位、4位vs5位が対戦。
Offline Day 1(Round 2): 1位通過チームは、Round 1の勝者2チームのうち、対戦したいチームを指名できます。2位通過チームは指名されなかったチームと対戦します。
Offline Day 2(Final): 勝ち上がった2チームによるBO5。優勝チームが「VCT Pacific Stage 2 Play-ins」へ進出します。
来季より、ZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeのアカデミーチームにおける扱いが変更されます。出場枠はSplit 1のAdvance Stageから出場となり、Split 2 の Advance Stage への出場は保証されません。なお、アカデミーチームは「VCT Pacific Play-ins」への出場権を持ちません。そのため、Season Finalsへの参加も不可となります。